朝7時、なんば駅前に大阪四天宝寺のレギュラーはいた。

白「・・・・光となまえはまだか?」
金「まあ、まあ、蔵りんそんなカリカリしてもあの二人来やんよ。・・・どらぁ!一氏!さっさとあの二人に電話掛けまくれやぁ!」
一「はいいいい!」
忍「あ!光か?!まだか!?え?今起きた?・・・なまえはどないしてん?え、隣で寝てる?お前らまた一緒に寝とって遅刻したんか!早う来い!白石がカンカンやで?え、先行っとく?・・・おん・・・わかったわ。」

謙也が電話を切った直後部員達の目線を一身に浴びる事になった。
白「・・・・まあ、大体分かるわ。先行こうか。」
石「せやな・・・・」
千「あの二人場所は分かるんか?」
小「あ―・・・2人で来るなら大丈夫やろ。なまえ一人やと不安やけどな。」
千「金ちゃんは?」
忍「アイツらが迎えに行ってから来るそうや。どうせまた2人でゲームでもして夜更かししてそのまま寝てもうたんやろ。」
石「そういえば、一年前にもこんな事あったなあ・・・・。」

白「はぁ?!今起きたぁ!?おん・・・・わかった。ほんなら、先行っとくで。」


小「で、俺らが着いたら先おったんよな。」
金「光くんのお兄さんが2人を送ってくれたんよね。」


電車に揺られること1時半弱・・・・
そして歩くこと20分・・・・・・

「「「「・・・・・やっぱりな。」」」」

対戦相手校の校門前に見慣れた3人の姿。

金「しーらーいーしー!遅いでぇー!」
白「ゴメンなぁ。金ちゃん、何乗ってきたん?」
金「ん?財前の兄ちゃんが車に乗せてくれたんや!」

校門の前に座り込み眠たそうに目を擦る財前と財前にもたれてウトウトとするなまえの姿があった。

白「起きろや!!」

「ん・・・・寝てないもん。」
財「起きてるっすわ。」

忍「まぁまぁ、白石。間に合ったんやから・・・」

「遅刻したんは悪かったけど、着いたのは私らの方が早かったんやからいいやんかー。」

財「そうっすわ。ま、兄貴が送ってくれたから間に合ったんっすけど。」
一「自慢げに言う事ちゃうわ!」
白「もうその話から切り替えろやー。アップすんぞ。」



今日も四天宝寺テニス部は平和です。







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