「小春ちゃーん。宿題見せてー。」

金「もう、しゃーないわねぇ。」
「わーい!」
一「な、なんでやねん!小春!俺にはいっつも見せてくれへんやんか!なんでコイツにはいっつも見せるねん!」

金「だってなまえちゃんは可愛ええんやもん。」
「わーい!小春ちゃん大好きー!さすがに光に教えてもらっても光が分からんとこは私も分からんからなあ・・・・。」
一「いや、可笑しいやろ。なんで年下の財前に教えてもらっとんねん。」

金「せやねぇ、でも、光君が賢いのはなまえちゃんの(が)(アホな)お陰やね。」
「ええへ、ありがとう!」

一「・・・・。(こいつホンマにアホや。副音声聞こえてないんか?!)」
金「アホな子程可愛いって言うもんね?」
一「こ、小春!何言うとんねん!」
「・・・・??何の話してるん?」

一「アホ!何もないわ!」
「アホ言うなし!とりあえず小春ちゃん、ノート借りるなー。」


忍「小春ー、ユウジー、なまえー、白石から伝言ー。」

再び3人+1で集合する。

「なんやのよ?今私、宿題写してるんやけど。」
忍「写してる?!自分でやれよ!それを偉そうに言うなよ!」

「うるさいなー。別にええやろ!今時の女子中学生は友達の写さしてもらうのが主流なの!」

一「絶対ちがうな。で、白石からの伝言ってなんなん?」

忍「ああ、お昼休み屋上集合、弁当持って来い。」
一「だけ?」
忍「おん。」
金「みんなでお弁当食べたいだけ?」
忍「多分そう。」
「めんどくさい。行かん。」

忍「来やんかったら毒手やぞ!って言うてた。」
「毒手?!毒手は嫌や!!絶対行く!」

忍金一「(え、ホンマに本気で毒手信じてるん?)」

「謙也!白石に絶対行く!言うといて!」

忍「わ、わかった・・・・・」
「あ、宿題の続き写さな!」

自分の席に戻ったダメージャーを見て、思った。

「「(あいつ、やっぱり、ホンマに本気でアホや。)」」

金「やっぱりアホな子程可愛いわねぇ・・・・。」

 




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