孫「ちょっと聞きたいんだけど…ってまぁ、聞きたくはないんだけどさ」

政「なんじゃ!?」

孫「政宗ってやっぱり兼続で抜いたりしてんのか?」

政「ば、馬鹿め!!何を…」

孫「いやーさぁ、兼続似の男が犯されてる春画とか見つけちまったから、どうかなって…やっぱ、マジかよ」

政「そ、それはわしのではないっ!!幸村のじゃ!」

幸「政宗殿!嘘はいけませんっ!」

すぱーんっ!!

政「幸村…何故、此処に」

幸「私は春画など持ってはいません!あくまで想像のみです!!」

孫「つまり、幸村も兼続で抜いてるってことか…」

幸「そうですね。慶次殿もですよね」

慶「あぁ、俺かい?無きにしも非ずってとこかね」

孫「…慶次もかよ。何だこいつら…」

慶「で、あんたはどうなんだい?」

孫「俺?んなもん、あるわけ……」

政「目が泳いどるわ!!あるのか、孫市!貴様、兼続を汚したのか!」

幸「政宗殿が一番汚してますよね」

政「煩いわ!偶然見つけたまでよ!!」

孫「男犯されてる春画とか聞いたことねえよ」

慶「で?」

孫「あー、兼続の手…でなら…」

政「なんじゃと!兼続の手で抜いたということかっ!!」

幸「か、兼続殿に抜いていただいたのですか!?」

政「何て兼続に言ったのじゃ!」

孫「違ぇって!勘違いすんなよ!あー…いやぁ、さ、あいつの手に触れたことがあんだけど…あまりにも艶やかだったもんで……な、解んだろ?あいつの手が女のより触り心地良かったんだって!すべすべのツルツルだったんだって!そりゃ、溜まってたらしちまうだろ?」

幸「流石にそれは……」

政「ないわ…」

慶「そういう性癖があるとはねえ」

孫「ドン引きかよ!!俺だって、政宗のにドン引きだったよ!!あぁ、したさ!兼続の手で抜いたさ!悪いかよ!!俺が悪いのかよ!」

兼「……」

幸「あ、兼続殿」

兼「私の名が聞こえたから来てみれば…なんたることだ…」

幸「孫市殿には近付かない方がいいですよ」

兼「そうしておく」

政「その方が良い」

慶「あぁ、そうだな」

孫「ちょっと、俺より政宗のが…何、俺のがドン引きなの?おかしくねえ?なー、おいっ!!」






7月21日は0721の日だそうです。
孫市はいつも可哀想になってしまいます。






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