三「兼続、幸村、問題だ」

兼「何かあったのか?」

三「違う、クイズという意味だ」

兼「何だ、そちらか。何事かあったのかと思った」

幸「クイズですか!」

三「当てられたら、その物を一年分やろう」

兼「よし、答えてみせよう!」

幸「私も頑張ります!」

三「日本でのその歴史は江戸時代からだ」

兼「随分と前からなのだな」

幸「解りました!!」

兼「早すぎだろう、幸村!」

三「ほぼノーヒントではないか!?」

幸「これではないでしょうか?ごみょごみょ」

三「……正解だ。何故に解った」

幸「三成殿がいうのならば、これだと」

三「…どういう意味だ。……つまらんな。予定を変更して、兼続がそれを一年間使われまくるって方向にしよう」

幸「良いですね!」

兼「使うものなのか?…私には解らん」

三「中国で一番消費されている」

兼「中国?うーん」

三「医者の名前が由来だそうだ」

幸「大ヒントですね!!」

兼「全く解らない。さっきので解った幸村はどうかしていると思うぞ…」

三「世界で色々な呼ばれ方があり、とある国ではジョニーと呼ばれているらしい」

幸「あれですかね?『ジョニーを取って?』『僕をかい?』『いやねぇ、そうじゃないわ。あれよ、あれ』とかやり取りがあるんですかね?」

三「ぶっ」

兼「…二人だけで楽しんでて切ない。なんだ!私にはさっぱり解らない!!」

幸「ビーナスのシャツとか、防弾チョッキとか、愛のグローブとも呼ばれているらしいです!」

三「詳しいな…」

幸「たまたまです」

三「たまたま…」

幸「たま違いです!」

三「そんな下は思ってない!」

幸「そうでしたか。失礼しました」

三「…すまない。少し考えていた」

幸「言った私も少し考えてしまいました!物が物だけに!」

兼「で?何なのだ?」

幸「匂い付きとかもありますよ!」

三「味付きのもあるらしいな」

兼「うーん」

幸「昨日も使いましたよ」

兼「そうなのか?しかし解らぬ!降参だ!もう教えてくれ!」

三「兼続は解らなかったから罰ゲームだ」

兼「う…」

幸「一年って…どういう計算なんですか?」

三「1日5回×2人×365日で、3650個分だ」

幸「一箱が大体、12個とかですから、304箱分ですか?」

三「そう考えると凄いな…業務用とかだと144個入っているらしいぞ」

幸「それでも25箱ですね」

兼「で、何の話なんだ?」








無駄な知識だけが増えていく、まさにトリビア。
何か分かったとは思いますが、ゴムの話です(…)






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