三「ほら、兼続」

兼「ん?牛乳?何故に牛乳なのだ」

三「兼続が銭湯に来たことがないというから、銭湯に来たのではないか」

兼「だから、何故に牛乳と結び付く?」

幸「兼続殿、銭湯に入った後は牛乳と決まっているのですよ」

兼「いつも騙されているから信じないぞ!」

三「兼続!」

幸「兼続殿!」

兼「前回もそうだ!私はぱぴこを半分こさせてくれると思ってたのに……お前たちは…!」

三「まだ、その話をするか…」

幸「兼続殿…そんなに嫌だったのですか?気持ち良くはなかったのですか?」

兼「良かった!…ち、違う!そんな話をしているのではない!!」

三「まぁ、兼続…。これを持て」

ぽん

兼「私は飲まぬよ、牛乳など!またお前たちは白濁の液体で私を汚したいとか言い出すのだからな!せっかく、銭湯に入ったのにまた汚されるのは遠慮する!!」

三「よし、兼続!」

兼「なんだ!!」

三「腰に手を当てろ!」

兼「当てた!」

三「これが牛乳を飲む時のスタイルだ!」

兼「うむ」

三「そして、一気に飲み干す!!」

ごくごくごく

兼「む」

ごくごくごく

兼「釣られて飲んでしまった!」

三「くっ、息が…」

幸「三成殿!兼続殿は全部飲み干してしまってます!」

三「なんだと!?飲み切れず、零すのが受けの役目だろ!!」

兼「一気に飲み干せと言ったではないか!」

三「計算外だ……」

ぶつぶつぶつ

幸「み、三成殿!!身体が!!」

三「牛乳アレルギーなのだよ」

ばたーん

幸「三成殿ぉー!!三成殿の勇姿、この真田の槍が見届けた!」

三「幸村…この状況で言うな…。……違うことを考えてしまう」

幸「何がでしょうか?」

三「それより、幸村…。俺は兼続を白濁塗れにしたいのだ……」

幸「三成殿もお好きですね」

三「貴様もな」

にこっ

三「後は頼んだぞ」

がくっ

幸「三成殿!三成殿の志はこの幸村が必ずや…!!」

兼「病院に行ってくれ、三成…」

幸「兼続殿!ご覚悟を!!あ、ちょっと躓いた!」

ばしゃん

幸「何故、避けられるのですか!兼続殿!!」

兼「早々、かけられる私だと思うな!」

幸「兼続殿…諦めてください!」

じりじり

兼「私は諦めぬよ、幸村…」

じりじり

幸「兼続殿!行きます!!」

兼「ふふっ、来い!幸村っ!!」



孫「で、あいつらは何やってんの?」

政「知らぬわ、馬鹿め」

慶「そろそろ、止めに入ろうかねえ」

孫「お前行ったら、ややこしくなるから止めとけよ」








義トリオに見せかけた無敵の6人でした。






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