三「兼続が猫だったら、癒やしだな」
幸「そうですよね。ですから、猫にしてみました!」
三「さすがだ、幸村」
兼「だから、私には耳と尻尾が生えているのか?」
幸「そうです!」
三「癒やしだ!」
幸「癒やしですね!!」
べたべたべた
兼「誰も突っ込んでくれないのか…」
三「むっ、何をだ?俺の一物をか?」
兼「せめて伏せてくれ」
幸「私の真田丸をですか?」
兼「幸村!お前はそんなことを言ってはいけません!!」
幸「三成殿は良いと?」
兼「三成は仕方ない」
三「……どういう意味だ」
幸「私も男ですよ?(性的な意味で)」
三「俺も男だ(性的な意味で)」
兼「語尾に何かあるのか?」
三「それはそうと…癒やしだな、兼続は」
幸「そうですね!癒やしですね」
じろじろ
三「しかし、6尺もあると猫というより豹だな」
幸「豹とはなんでしょうか?」
三「動物だ。まぁ、この書物を見ると良い」
幸「…な、何でしょうかこの破廉恥な姿勢は!しかし、女人ではないですか。豹とは違うのではないですか?」
三「これが噂の女豹!女豹の姿勢なのだよ!!」
幸「こ、これを兼続殿がされると!?」
兼「………何故そうなる」
三「そうだ!何という癒やしだろうか!!」
幸「す、すみません…私なんだか興奮して…」
三「実は俺もだ!!」
兼「……」
幸「どうされましたか、兼続殿!耳と尻尾がしゅんとされてますよ」
三「そんなお前もまた可愛い」
うっとり
兼「お前たちには付き合ってられない!」
逃走
三「行け、幸村!」
幸「はいっ!!」
兼「お前、たちには義も愛もない…!くっ、幸村は…足が速い…はっ、」
幸「愛なら溢れてますよ!兼続殿!!」
にゃー(兼続確保)
幸「三成殿!!」
三「さすがだ、幸村。さぁ、兼続。この姿勢をしてもらおうか」
兼「そんな姿勢はしない!そんな如何がわしい姿勢などしないからな!!」
三「背後から突かれている時の姿と変わらぬだろう?何を恥ずかしがるのだ。何時もしているではないか」
兼「……幸村、三成に何か言ってやってくれないか?」
幸「兼続殿、私も男ですから(性的な意味で)三成殿の気持ちは痛いほど解ります」
兼「私も男だ!だが、お前たちの気持ちは分からん!!」
幸「きっと慶次殿も同じ気持ちになられると思いますよ」
兼「慶次もか!?そうか…そうなのか……解った…」
三・幸「(納得された!?)」
兼「そこまで言うならしてやろう…但し…」
きゅっ、きゅっ
兼「お前たちは目隠しした状態でだからな」
三「見えぬ…」
兼「こ、こうか…?」
幸「…見えませんね」
兼「意外に…辛い……」
三「………」
兼「うっ…やはり恥ずかしいものがあるな…尾も生えてるから余計に……獣のようではないか…」
幸「………」
兼「……腰が……あっ…う、…」
三・幸「(これはこれでそういう戯れのような…)」
兼「だ、駄目だ…」
びたーん
兼「難しかった!よし、以上!!」
三・幸「(もんもんもんもん)」
兼「…時折、三成と幸村は怖いものがあるな」













何故に急に女豹のポーズ?と聞かれれば、女豹のポーズをさせたかったのだと思います。






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