兼「今日は節分だな、幸村!!豆は巻いたか?」
幸「はい!」
兼「では、今年もあれをやるぞ!」
幸「はい!」
兼「今年は南南東だ!!方角は良いな!」
幸「はい、方角は此方です!!」
兼「よし、今年こそは成功させる!」
幸「はい、頑張りましょう!!」
兼続、恵方巻きを幸村に渡す
受け取ると、手を腰に当て口を開ける
兼「……」
幸「………」
無言で恵方巻きを食べ始める2人
兼「……」
幸「(あぁ、兼続殿が横で私の手と同じ大きさほどの黒く太いものを両手で握り、口にくわえている…)」
兼「……」
幸「(そんな一気に口に含むなんて…兼続殿はいやらしい…)うっ…(詰まった!)」
兼「(ゆ、幸村どうした!?)」
幸「(兼続殿、そんな瞳で私を見つめて。…大丈夫です。ちょっと喉に詰まっただけです…苦し…)」
兼「(幸村、まだ傷は浅いぞ!!頑張れ!!)」
幸「(…口に黒く太いものをくわえて、それを揺らしながら、私を見ないでください……もうダメです…あとは頼みました…)」
ガクッと倒れる幸村
兼「(幸村!幸村ぁぁー!!おまえの死は無駄にはしない)」
横で水をガブガブ飲んでる幸村
兼「(私は戦う!!)」
兼続、ガブガブと恵方巻きを食べていく
兼「(あと少しだ!)」
あと一口というところで、ポロッと玉子焼きが零れ落ちる。
幸「貫くっ!」
地面に着く前に玉子焼きを槍で貫く幸村
しかし、半分に割れて地面に落ちる
兼「無念…」
幸「また、来年ですね」
兼「そうだな…」
三「……」
兼「どうした?三成。やりたかったか?」
幸「三成殿もされたらよろしかったのに」
三「いや…いい(来年も駄目そうだな)」








最後に無理くり義トリオにしてみました!






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