雪が降ってきてしまい、やむを得ず近かった政宗の屋敷に泊めてもらうことにした2人。

そして朝

すぱーん!!と開かれる襖
政「何時まで寝ておる!!仕方ないから、わしの作った朝餉を喰わせてやるわ!」
兼「もう朝か。朝だぞ、慶次」
慶次ゆさゆさ
慶「んー…」
政「き、貴様ら何故裸なのじゃ!?」
兼「全裸でないと寝れないからだ!」
慶「そーそー」
政「疾しいことなどしてはおらんだろうな!!」
兼「疾しいことなどしていない!慶次と性行為をしただけだ!!」
慶「はっはー、兼続言っちまったな!」
兼「しまった、言わない約束だった!」
政「帰れー!貴様ら帰れ!!二度と来るな!!」

帰ることになってしまった2人。
兼「政宗は何を怒っていたのだか解らん」
慶「泣いてたなぁ〜」
兼「む。それは誠か?」
慶「多感なお年頃だからねえ」
兼「謝ってくる!」

兼「政宗ー!!」
政「なんじゃー!!」
兼「おぉ、本当に泣いておるとは…すまないことをしたな」
政「……」
兼「そんなにも部屋が汚されるのが嫌だったか。すまん。だが、私も慶次も精液で布団も汚してはおらぬからな!安心しろ!!」
政「帰れ!!もう来るな!!小十郎!!塩を撒いておけ!!塩!!」

兼「また怒らせてしまった…何故、政宗はあんなに怒るのだろうな?私には理解出来ぬ」
慶「あんたも罪な男だねえ」
兼「うん?」








兼続は恋する思春期の男の子の気持ちは理解してあげれないのです。






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テーマ「人外ファンタジー」
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