「やっぱおっぱいだろ、おっぱい。勿論巨乳限定だ」

「青峰っちの胸フェチは知ってるっスよ」

「胸じゃねぇよ、おっぱいだ。黄瀬はどうなんだよ」

「んー。オレは足っスね。美脚ってか細いだけよりも程好くムチムチ感、みたいな」

「ああ、ニーハイがちょっと食い込む感じはそそられますね。てか黄瀬君は自分の美脚を見て、一人でハァハァ言っていれば良いと思います」

「黒子っち、肯定からサラリと貶めるの止めて!自分の筋肉質な足になんてハァハァ出来ないっス」

「女の子の足を見てペロペロ舐めたいハァハァ顔を太ももに埋めたい匂い嗅ぎたいハァハァ、と思っている変態モデルの癖に」

「そんなん思ってないっスよ!」

「で、テツは何フェチなんだ?」

「ボクはポニーテールにした時の、真っ白なうなじが好きです」

「お、いいっスね」

「後れ髪を掻き分けて、キスしたくなっちゃいます」

「黒ちんも、男の子なんだね」

「テツが言うと変態臭くないな。黄瀬だったら全力でキモいけど」

「てへ」

「酷っ!んじゃ、紫原っちは何フェチっスか?」

「んー。オレ、女の子の頬っぺたが好き。色白の子って桃みたいで美味しそうだし」

「あー、なんかわかるな、それ。頬っぺたにも夢は詰まっているかもしんねぇ」

「ぷにぷにーって突っつきたくなるよね」

「紫原君なら許されそうですね。黄瀬君ならセクハラですけど」

「だからオレを貶めるの止めて!」

「あ、緑間。一応お前にも聞いてやるよ」

「一応とは何なのだよ、失礼な。俺は綺麗な白魚のような手が好きだ」

「…微妙ですね」

「手はあんま意識したことないっスわー」

「こないだ黄瀬君、ペットボトルを握る女の子を見て、イヤラしい顔をしていたじゃないですか。ペットボトルじゃなくて自分の息子っちを握ってペロペロして欲しかったんじゃないですか?」

「何でわかったんスか?黒子っち、エスパー?」

「本格的にキモいです黄瀬君」

「思春期なんスよ!」

「おいこら、白魚みたいな手に夢は詰まってねーぞ。緑間も今日からおっぱいフェチになれ」

「ならないのだよ!」

「じゃあ制服とハイソの間の絶対領域はどうっスか?緑間っちも足フェチになって欲しいっス」

「興味ないのだよ」

「黒子っちは胸と足、どっち派?」

「うーん…。どちらかと言えば、足でしょうか」

「やった!足派に二票入ったっス。紫原っちは?」

「えー。足よりかは、おっぱいかなぁ。別に大きくなくていいけど」

「よっしゃあ、おっぱい派に二票。じゃあよ、後は赤司だな。お前もなんだかんだで、おっぱいだろ、おっぱい」

我関せずの面持ちだったキャプテンに話を振ってみる。


「そうだな……僕は膝裏の窪みかな。無防備さと可憐さ、わびさび。膝裏には無限の可能性が秘められていると思うんだ」

「「「「「メニアック!!」」」」」



流石の赤司様です。
管理人は足派に一票。

20130110

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