小鳥はそんなふうに泣かない
さようなら、は言葉のままで
あなたの色は寂しいから
正しい私との付き合い方
宝石箱みたいな閉じ込め方で
近距離戦争
眠れない夜にこんばんは!
もうあと三歩ぐらい進んで
寂しいなんていわないから
水槽に恋を浮かべて
好きの言葉は一回だけ
魔法が解けた夢をみていた
その嘘に斜線をひいてください
炭酸の抜けたような時間
花の色に極彩色
おおぞらにつぶやく
文を綴るような
熱が溶かされる
その向こう側の景色
グラスの外の情景
願い事なんてあなたにはないの
長い距離ほどいとおしい
星空が見える夕焼け
ノイズ混じりの甘い言葉
手を振ったのはどっちだった?
思いがけない、いや忘れてた
かばんの中に詰めたのは
消えてしまう意味なんて
君のせいじゃなくても責任は君にある