私は〇〇が、
「名字っち名字っち〜。」
「何事か黄瀬。おや後ろから桃井ちゃん…」
「この際ハッキリ聞きたいことがあるんスよ俺。桃っちも気にしてるんスよ!!」
「きーちゃんやめて!!!怒るよ!!!私は別に気にしてなんか……」
「照れてる桃井ちゃんマジ天使。…で、何?」
「…名字っちって黒子っちのことどう思ってるんスか!?」
「………はい?」
「だって名字っちって黒子っちと超仲良いじゃないっスか!!放課後も部活まで二人で図書室にいるし……まさかもう付き合って…!!?」
「えっ!?」
「…違います違います、そんなんちゃいます。私はむしろ『桃井ちゃんの恋を応援し隊』の隊長です」
「嘘つくのはなしっスよ!!俺が休み時間に遊びに行くといつも二人で仲良さそうに話してるじゃないっスか!!」
「違います!!!図書室は図書委員の仕事だし、仲良いってのは……
私クラスに黒子君以外あんまり友達がいないからそう見えるだけです!!!!!!」
「……え」
「…名前ちゃん…」
「…………」
「あ…何か…ゴメン…ね?」
「名前ちゃん…今度から私のクラスおいで?」
「…ぐすっ」
私は〇〇(友達)が、少ない!……
「……ぐすっ」
「どこのラノベだ。」
「青峰君もあんまり友達いないじゃん」
「殴んぞテメェ」
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