結果的に
｢…黒子君や黒子君｣
｢なんですか名字さん｣
｢黒子君は黄瀬の教育係だったんだよね？｣
｢そうですね｡それがどうかしましたか？｣
｢…いやー……
ストイックな黒子君が教育係だったのに何で黄瀬はアッパラp……少しアレなのかなーって思ってさ｣
｢……(アッパラp…？)｣
｢(あれ､何か俺の話してる…)｣
｢何なんだろうね｡黒子君の力をもってしてもあのアッパラパー…あ､ヤベ言っちゃった…は治せないほど重症だったのか､途中で黒子君が教育の手を抜いたかの二択だよね｡……で､どうなの？黒子君｣
｢……そうですね…｣
｢(えっ､ちょ待ってよ!!名字っち今俺のことアッパラパーって言った!?ってか悩まないで『黄瀬君はパーじゃありません』って言ってよ黒子っち!!言ってくれるって信じてるっスよ!!)｣
｢…黄瀬君は､
黄瀬君は余りにもパーだったので僕では手に負えない､と判断して途中から手を抜く時もありました｡｣
｢あ､やっぱり？｣
｢ちくしょう!!!!｣
結果的に……
黄瀬は少し頭の弱いワンコ。
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