世界が色づいていくことに気付いてしまった。


「またレイコから電話きてるし…っち、お前に興味ないっつーの」

青峰っちはすごく性格が悪い。だからといって嫌いな訳じゃない。むしろ…好きだ。

「へぇ、いいじゃんレイコ」
「よくねーよあんなヤリマン」
「はは」

青峰っちはオレが友達だから仲良くしてくれている。
でもオレは青峰っちを友達だと思ったことは、ただの一度もない。

オレは、青峰っちが好き。

だけど言わない。
女にモテる青峰っちに、オレが言い寄ったところで軽蔑されるに決まってるし、第一
売りやってるオレなんか、

「あ……ッんぅ…く、」

青峰っちがこのこと知ったらなんて思うだろう。
気持ち悪い?
絶交?
死 ね?
……絶対に言えない。

「涼太くん、今日はいくら欲しいの?」
「……いくらでもいーよ」

もう、何でもいい。
どうせ青峰っちには嫌われる。
でももう止められない。
だっていくら青峰っちに抱かれたいって願っても、絶対に抱いてもらえない。

「じゃあ、はい。またね」

手に握らされたのは3万。
その値段が高いんだか安いんだかももう分からなくなってきた。
汚ないオレ。

「黄瀬、」
「っ、な、なんスか?」
「ちょっ…ベルトのここ壊れたんだけど、手伝ってくんねぇ?」

ここはトイレで、オレは青峰っちに付き合ってきたところだった。
鏡の前で髪をいじってると、青峰っちに呼ばれて近付。
青峰っちはベルトのバックルが歪んで外れないみたいだった。

「あーやべぇ、漏れるって」

足をそわそわ動かしながら、急いでベルトを外そうとしてる。
オレが青峰っちのベルト外すなんて、そんなのもういろんな妄想で頭がよく回らなくなる。
でも変に意識してるなんてバレたら気持ち悪がられるから、冷静を装って青峰っちのベルトに手をかけた。

「黄瀬、早く…」

ドキ
本当に今にも漏れそうなのか、少し上擦ったような声で言われて心臓が跳ねる。
心なしか息も荒い気がする。
意識し出すと止まらない。
よく考えたらベルトを外そうとするオレの手は青峰っちの腹に当たってるし、少しずらせば股間にだって触れる距離だ。
ムラムラしてきた。
ずっと欲しくて仕方なかった、青峰っちのモノ……しゃぶりたい。
ゴクッ
つい唾を飲み込んでしまった。
思った以上に音が大きくて、青峰っちに聞こえてないかハラハラした。
なんかすごく自分がいやらしく思えてきて、消えたくなって俯く。

「黄瀬?」

不思議そうな声色で呼ばれて、はっと顔を上げる。
青峰っちと目が合う。

「あ…っ」
「…お前何て顔してんだ」
「ちがっ……!」

やばい、嫌われる。

「何だよ、早く外せよ」
「うっ…うん、」

落ち着いて冷静にベルトを見たら、結構簡単に外れてしまった。
青峰っちはサンキューと言うとズボンとパンツを軽くずらして溜まって た小便をする。

じわりと身体が熱を帯びる。
青峰っちのモノが見えた。

「……っ」

やばい、オレ…勃起してきちゃった。
妄想してたのより全然大きかっ た青峰っちのモノから目が離れない。

「黄瀬?」
「あっ‥おみね、」

青峰っちはいつの間にか目の前にいて、オレの顔をまじまじと見られてた。
その視線が下に下りて──、

「黄瀬、…勃起してんぞ」
「ち、が…っ、これは」

焦って逃げようとしたら青峰っちに壁に押し付けられ、壁と青峰っちに挟ま れたオレ。
予想と違う青峰っちの反応に、どうしていいか分からなくて視界が潤ん でくる。
怒ってるのか、軽蔑してるのか、

「ひ、あッ‥あおみ、」

あろうことか青峰っちはオレのモノを膝でぐりぐりと刺激し始めた。
意味がわからない、けど…すごく気持ちいい。

「お前、俺のチンコ見て興奮したんだろ?」
「あぁ、あっ‥う、違」
「あんなエロい顔しといて違う訳ねーだろ、なぁ黄瀬」

やばい、やばいやばい青峰っちの顔が近い。
気持ちいい。
あ、青峰っちの足で、オレ、っ

「あ、あっ‥出ちゃ‥っ」

びゅる、と膝で擦られるだけでイッちゃったオレ。
パンツの中がぬるぬるになってズボンにうっすら滲み出す。

「はは、俺の膝だけでかよ。お前俺のこと好きなの?」
「あ‥あ、はぁっ」

気持ちよすぎてびくびくと体が震える。
昼休みの終わりを告げる チャイムが聞こえる。
もう、よく分からない。

「ん‥ひぃいッ」

答えずにいるとぐ、と足に力が入れられてチンコに痛みが走った。

「…っやだあ、いたい……!」
「好きっつったらよくしてやるよ」
「あ、言う…言うから、あぁあっ」
「ほら言えよ」
「うぁ、す、好きっ…!」

青峰っちは笑うと足を離して、オレのズボンに手をかけた。
パンツごと膝まで下ろされて壁に手を付かされる。
つまり青峰っちにケツを向けてる状態な訳で、俺はすごく興奮して孔がじくじく疼くのが分かった。
早く、早くぶち込んで欲しい。
その大きなチンコで、いっぱい、

「あっ…んぁ、あおみねっち……」

青峰っちが俺がさっき出した精液を指に絡めて孔をいじる。
何回か撫でられて、そして1本目がゆっくりとナカに入ってくる。
それが青峰っちの指なんだって思うとぎゅううっと締め付けてしまった。

「あああ、あお…ひぅ、んっ」
「……」
「ふぁ…あおみ、ね?」

ところが急に指の動きは止まって、黙り込まれてしまった。
青峰っちを見ると目が合って──

「お前、やったことあんのか」
「‥あ、それ、は」

頭が真っ白になった。
やっと青峰っちに抱いてもらえると思ったけど、俺は……
ガッと髪を掴まれて乱暴に壁に押し付けられる。
青峰っちを怒らせてし まった。

「ごめ、なさ‥っ」
「何でだ?誰とやった」
「ごめんなさい‥!」
「謝れなんて言ってねぇよ」

涙が零れた。

「あ…う、ウリ…やって」
「……!」
「痛っ」

より強く束縛されて腰を掴まれる。
ぐぬ、
孔に青峰っちのチンコの先が、

「や──、やめ、」

ミチっ…

「あ、あっ‥ひぐぅうう!」

最後まで挿入ってしまった。
ケツに青峰っちの腰骨が当たる。
切れはしなかったと思うけど、めちゃめちゃ痛い。
息ができない。

「ひっ‥あ、はっ‥ご、ごめんな、さい‥許し」
「黙れ」

ぐ、ずぶ‥みぢっ、

「‥あ、あはっ‥ひぐ、」

何回か出し入れされれば、オレの馬鹿な体はすぐに感じはじめて滑りもよくなった。
もう痛みは感じない。

「ああっ、あ‥あうっんひぃ‥あお、ぁ」

ぐぷ、パンッパンっ‥
青峰っちのチンコが一番奥まで挿入ってきて、ごりごりとまるで広げるように腰を動かす。
気持ちいい、気持ちいい。

「あ、あ、あっあああッ!あが‥っ奥ぅ、気持ちいよぅ‥!」 「はぁっ‥キチィなくそ、」

パン、とケツを叩かれる。
それにすらびくりと感じて、より締め付けてしまう。
チンコの形がリアルに伝わってきてブルブルと体が痙攣して止まら ない。
青峰っちとセックスしてる…!

「あ、ひあああっ、いっぱ…ごりゅごりゅして…ッあおみねっちぃ」
「この…っ変態がっ……!」
「あがッ…ひ、やらあああぁ、あ、ああッそこ、やめぇッあああ」

前立腺をめちゃくちゃに抉られて気持ちよくて涎がとまらない。
目の前がチカチカして、気持ちよくて、

「気持ち、いいよぅ…っ!青峰っあぁああ死んじゃ、うぁあッ」

涙と涎と汗で顔がぐしゃぐしゃ、そんなことも気にしないでトイレの壁に顔を擦り付けて悶えた。
青峰っちに髪を掴まれて反対側を向かされる。
体も一緒に回転させられて、向き合う形になる。
思わず青峰っちの肩に両手を回して抱きついちゃったら、腰を
ガッツリ掴かまれて思い切り奥まで突っ込まれた。

「ひあああああッあ、やだ‥いく、いっちゃあっ」

びくびく痙攣して、ぎゅうっと腕に力をいれる。

「黄瀬、俺がイクまで我慢な」
「えっ…うん、んぁあっや、あはっぁあああっあッ」

ギリギリまで抜いて一気に一番奥までいれてを何回か繰り返したと ころで青峰っちのチンコが大きく膨らんだ。

「ああっ…おっき、」
「っはぁ、黄瀬、中に、出す…ぞ……っ、」
「ひ、あああッ」

ビュルッ、びゅるる……っ

「はああああッおれっ…あ、あおみねっちに中出しされて……イくっイッちゃ あぁあ!」

……ずる、

「…おい黄瀬、大丈夫か?」
「はぁ、ひ、あおみ…ッおれ、ごめんなさ……っ!」
「…とりあえず売りはやめろ。二度とすんじゃねぇ」
「うんっ…しなっしない、から…嫌いになんなぃ、で……」

泣いて青峰っちに懇願する。
今までの関係が崩れてしまったショックと、この後どうなるのかが不安で冷静になれない。
オレにはもう、青峰っちしかいないのに。

「はぁ?嫌いになるわけねぇだろ?馬鹿なんじゃねぇの」
「……ぅえ、」
「お前が何で売りやってたかなんて大体想像つくし…俺も、お前のこと好きだったんだぜ」
「…えっ!?」

嘘だ!だって今まで全然普通の態度だったじゃんか、絶対嘘だ。

「じゃなきゃ男なんかとヤレるかよ」

青峰っちは1回溜め息を吐いて、

「安心しろ、これからも離してやんねーからよ」

かっこよすぎる言葉を俺にくれた。





不良青峰×ビッチ黄瀬が書きたくて書いた。
非常に反省も後悔もしている……orz
なんかもう……青黄ならR18でもなんでも書ける気がする、むしろ青黄はR18以外のネタが浮かばないww
早く結婚して子供つくれー^q^www



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