Clap
Thank you
ありがとうございました。何かあればメッセージをお願いします。
『君に届ける心』
(そう言えば…)
アッシュは執務室の窓を開け、青く晴れ渡った空を見上げる。
障気にまみれた世界を、あの時たった2人で救った時、握った手のひらが温かかった。
あの時ルークは言った。
「ありがとう、アッシュ」
と。
(だが、俺はどうだ?)
ルークにきつく怒鳴りつけ、遠ざける事しか出来なかったこと。
結局きっぱりと離れる事も、共に歩む事も叶わず、いつも心の中では泣かせてばかりいた。
「……あと2日…か」
公務に出ているルークが、帰ってくる日までの、秘密のカウントダウン。
(あいつが帰って来たら、たまには褒めてやるか…)
『ありがとう』と言う感謝の気持ちをひっそりと…。
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何だかさっぱりですが、読んで下さってありがとうございました…!!