背中
こちらの参考ページは、少し閲覧に注意が必要なような気もしなくもないですが、大したことない部分です(どっちよ)
何となく察してあげて下さい。
中傷等はお断りいたします。
基本的にらぶらぶなのですが、アッシュの方が愛が強め。
もう一度明記しますが、ルークは人間の♀で、アッシュからはルルと呼ばれています(笑)
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「ルル、ただいま」
愛する可愛い妻が待っている離れに入ると、何故か返事がとんとない。
(普段ならば、すぐに出迎えてくれるはずなんだが…)
朝に機嫌が悪かった訳でもなく、至って普通だった。
姿を見せない事に思い当たる節があるとすれば、やはり子どもを産めない身体となっている、最大の悩み事の存在だろう。
「…る…ルル…?」
思わず悪い考えが浮かび、アッシュは焦って離れの中をバタバタと姿を探し巡る。
「す〜…す〜…」
ベッドルームに一歩足を踏み入れてみると、既にルークは夢の中だった。
「……そうか、もう寝ていたのか…。…仕方ないな、ルル。
……だが…」
「す〜、す〜…」
「……寝たふりしても駄目だぞ」
思わずホッと胸をなで下ろしながらキスをし、シーツを捲り胸を揉み解すと、ルークは身体をビクッとさせる。
「ふがっ!な…何するんだよぅっ!」
「ただいま。寝たふりしているから、つい」
どうやら、夫婦の営みから逃れるために、ルークは寝たふりをしていたらしい。
嘘が上手ではないルークだから、アッシュはそれを簡単に見破っていた。
「…ま…マジで眠かったから、寝ていたんだよ…!!」
「…そうか。
だったら、そのままベッドで大人しくしていろ。
すぐにイかせて気絶させてやるから」
言うや否や、アッシュはルークに馬乗りになっていた。
「ちょっ…まっ!ああぁぁぁぁぁっ!!」
心配したアッシュは、ルークの声を無視してベッドに押し付け、虚しい程にルークの叫び声はこだましていた。
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…と言う感じで、ルークにベタ惚れなアッシュが、この後ベッドで大暴れとか、なんかあほあほな話です…。
基本的にいろんな意味で、濃いアシュルクです(笑)
読んで下さったかた、ありがとうございました。
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