何度倒れたって
また起き上がる
そんな私の師匠はダルマさん
だから今日も元気に


「こんにちは、雲雀さん!」
「…また君か」
「さあ、今日こそは私をいたぶってください!!」
「君、さ」
「はい?」
「ここどこだか知ってる?」
「校門前ですね。やだなー雲雀さん、大丈夫ですか?」
「少なくとも君よりは大丈夫だよ。僕が言いたいのはね、公共の面前でいたぶってくださいなんて発言はするものじゃないんだってことを言いたかったんだよ。でも君のような頭が完全にイかれてる君には難しかったね」
「はい!」
(…コイツ、もう駄目だ)
「さ、雲雀さん、どーぞ!」
「正直君のことものすごく咬み殺したいけど、それよりも君たち…言っとくけどこんな女と同類に思わないでよね、さっきから視線が目障りだし群れてるし…咬み殺す」
「あっ…、行っちゃった…羨ましいなーあの人たち。…うん、混ざってこよう!」




不可思議彼女とのご挨拶
(私も仲間に入ーれーて!)



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