この作品群の世界観
- ナノ -
ここにある作品群に共通する世界観紹介


☆神々のゲーム
・現実世界とポケモンの世界は、本来交わることのない「パラレルワールド」
・パルキアがポケモンの世界から現実世界を発見。その世界ではポケモンは架空の存在だと知る
・そこで、ミュウが、「非日常や異世界に強い憧れを持っている少年少女」を中心に、現実世界の人間をポケモン世界に連れてきて、生き方を傍観する遊びを発案。
・伝ポケはみんな提案に乗り、それぞれがトリッパーを用意している。 
・擬人化は特典でないと無理な世界。


☆神々側のゲームのルール
・基本的に、トリッパーにするのは、「非日常や異世界に強い憧れを持つ少年少女」か、「現実世界で死んだ人間」でなければいけない。
・異世界や非日常に特に憧れもなく、現実世界で幸せに過ごしている人を無理矢理連れてきてはいけない(発狂する恐れがあるから)。
・「違反行為」をしたトリッパーは即刻元の世界に強制送還すること。
・トリッパーを調子に乗らせる意味と、野垂れ死に防止の為に、トリッパー全員に、戸籍、トレーナーカード、最低限の旅の荷物、容姿変更特典を与えること(ただし、容姿変更は、トリッパーが拒否した場合はしなくていい)。
・トリッパーを送り込む際は、上の初期装備を除いたトリッパーの願いを3つ叶えること。
・生贄トリップの場合、必ず加害者と被害者両方をトリップさせること。
・トリッパーの生活への干渉は自由。
・ゲームに関わっている神々や神々の知り合い、トリッパーなどは、強制送還されたトリッパーのことを覚えていられる。


☆トリッパー側のゲームのルール
・初期装備の付与と、願いごとを3つ叶えてもらえるが、願いごとはトリップさせたポケモンが納得いくものでないといけない(例えば不老不死とかは人間には荷が重過ぎるので不可)。
・「違反行為」をしたら元の世界に強制送還され、二度とポケモン世界には戻れない。
・元の世界に強制送還されるときは、容姿も戻され、全ての特典を取り上げられる。
・ポケモン世界で死んだり、絶望すると元の世界に強制送還。
・ただし、強制送還できるのは、生きたままトリップした人間のみであり、死んでからトリップした人間は、死んだら輪廻転生の輪に戻る。
・生きている人間は肉体ごと、死んだ人間は神々が作り出した肉体に魂が入る体でトリップするため、肉体はあるし歳も取る。
・ポケモン世界で善良に生活しているトリッパーは、神々から優遇されることもある。
・生贄トリップの被害者は、「違反行為」をしたトリッパーを殺して元の世界に還すことのできる権限を貰える。この権限は神々に気に入られたトリッパーにも与えられることもある。
・トリッパーが元の世界に強制送還された場合、ポケモン世界から、その人に関する記憶、記録、私物に至るまで、全ての「存在した証」が消える(例えば、トリッパーがポケモン世界で人を殺したら、トリッパーは強制送還されて、トリッパーがいないことになった世界では、殺された人は生きている)。


☆違反行為
・「強制送還権限」なしにトリッパーを殺すこと。
・ポケモン世界の人間に危害を加えること。
・ポケモンを殺すこと。
・その他、犯罪行為や暴力行為、倫理的に目に余るとジャッジされた行為。


☆主なゲーム参加者(夢主はディフォルト名で表記)
・ミュウ (♂寄り)
ゲームの発案者で、神に等しい力を持つポケモン。ミュウという種族は極端に少ないため、常に単独行動。トリッパーの織りなす群像劇を傍観するのが大好きな悪趣味野郎だが、良識はあり、自分管轄のトリッパーの面倒はちゃんと見る。善良なトリッパーには手を差し伸べることも。一人称は「ボク」。

・ギラティナ(♂寄り)
一人称は「私」。口調は紳士的で穏やかだが、本性は惨たらしい「復讐劇」が好きな悪趣味野郎。生贄トリップの被害者に肩入れし気味。

・雪野 カナ
「ありのままにメアリー!」の夢主。ミュウの管轄。強盗に家族もろとも殺されてトリップした。ロシア人の父と日本人の母を持つハーフで、家は割と裕福だった。ゆるくカールした長いプラチナブロンドの髪を持つ美少女だが、先天的な虹彩異色症、つまりオッドアイであり、左目が焦げ茶色、右目が海の様な青色。どこのメアリー・スーだと自分でも思っているが、生まれつきなんで仕方ないと開き直っている。よく逆ハー狙いに間違われるが、本人はツッコミ体質苦労人でお人好しな常識人。腐女子と夢女子を併発する厨二病なオタク。家族思い。危害を加えられると感じたら徹底抗戦する。カロス地方ミアレシティ在住。

マサコ
「トリカブトの花が咲く」の夢主。ギラティナの管轄。カナとはトリップ前からの友人関係。壮絶な経歴を経てポケモン世界に転生トリップしている。ギラティナの援助を受けながら「他人の復讐をサポートする」仕事をしている。黒髪黒目で、日本人離れはしていないが可憐な容姿。普段は穏やかで柔らかい笑みを浮かべているが、実は復讐のターゲットや自分に危害を加えようとする者に対しては冷酷で残忍。本気になると笑みが消える。仕事に対して独自の美学を持つ。ホウエン地方カイナシティ在住。

・ノーラ
マサコに無理矢理弟子入りして家に転がり込んできたトリッパー。マサコの助手。悲惨な過去を持ち、復讐のためにマサコに依頼したことから交流が始まった。明るく快活な性格だが、強かかつ冷酷な一面もある。茶髪のポニーテールに鳶色の瞳の美少女。敬語で話す。