!始めに!
・チラシ裏に投下した某変態生理ゼミナールパロが好評だったのでやらかしただけのブツ。
・元ネタ一話のまんまパロディ
・色々ぶっ飛んだサイタマ先生を許せる方のみどうぞ!

*

「よぉ、今帰りか。つかお前って家こっち方向なのか?」

「…サ、サイタマ先輩」

「おう、改まってどーした…ああ、もしかして家此処なのか?」

「違いますけど…ってそうじゃなくて!なにやってんですか、サイタマ先輩!」

「何って下着泥棒だろ。夜中よりこの時間の方が効率いいんだよな」

「し、下着泥棒って…あっけらかんと言いのけることじゃないですよ!」

「おう、お前に見つかるようじゃこの作戦は失敗だな」

「見つけたのが私だったから良かったものの…!」

「そうだな、お前で良かったよ」

「ッ……そ、そういえばなんで下着なんか取ってたんです?」

「ああ、課題だよ。んでこれは下着泥棒の傾向調査のためのエサってわけだ」

「でもやっぱり盗みは良くないですよ、それでもしサイタマ先輩が捕まったら…」

「じゃあ、お前のくれんのか?」

「えっ!ちょ…そういう問題じゃ…!」

「わりィ、冗談だって。ところでお前の課題ってどんなの?」

「あー…前のレポートが見事に没になりまして、凄い数の課題出されちゃったんですよね」

「それ全部一人でやんの厳しくね?お前さえ良かったらオレと課題協力しねぇか」

「…つまりギブ&テイクっていうことですか?」

「そうそう、別に決まりとかあるわけじゃないし悪い話じゃないだろ?」

「で、でも私は一体何をしたらいいんですか…?」

「じゃあまずはお前の…此処でくれよ」

「ほ、本気ですか!?そんな路上でなんて!」

「おう、あと携帯貸りてもいいか?」

「えっ、もしかして撮るんですか…!」

「これも互いのためだろ、頑張れ。あっ、買い物袋はそのまんまでいいから…はい、スタート!」

(「…そもそも大体こんなゼミを採っているかといえば、私は多分この人のことが好きだからで」)

「ん、完璧にバッチリ撮れてる。ありがとな」

「えっ…と、じゃあアレも此処で致すんですか」

「ん?致すって何をだよ?あっ、これケータイな」

「あ、ありがとうございます…?」

「おう、じゃあまた学校でなー!」

「はぁ、えらく股下がスースーするんですけど…」

*

「ちょっと、どういうことですかサイタマ先輩!」

「よお、昨日のムービーの件で教授がお前の課題免除にしてくれたんだってな。おめでとさん」

「そ、そうじゃなくて!サイタマ先輩の課題の話全部ウソじゃないですか!」

「あー、アレな。毎月自主的に下着20枚盗るのをノルマにしてんだよ、まぁでもお前のおかげで今月は21枚だけどな」

「ッ〜〜返してください!」


変人奇人の檻の中
(もう手遅れですね!)








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