君と私の物語 | ナノ





神様がくれた
君との物語


序言の呟き
君を拾った日
定位置から三歩近づく
触れた手と温もり
心膜の暖かいところで
上手な泣き方を教えよう
傷だらけのやさしさと、
天気すら君を連れ出す口実
理屈と感情が交差する
柔らかく生きていつかとける
これが運命だと言うのなら
私はもう神様なんか信じない
あの光に帰る
君と私が帰る場所
あの瞬間から始まっていた


色褪せることはないよ
ずっと、これからも



title byにやり