(ここだけ17巻〜の話)
その日、めだかちゃんはショートカットになっていた。幼くて可愛かった。しかし、私の心はぽっかりと穴が空いてしまったようだった。
「あぁ……なんてこと……あんな美しい黒髪を……」
初めて見たときは廊下にへたり込んだ。理由をめだかちゃんに直接聞かなくたってなんとなくわかるけど、それでも、直視するのはつらくて、仕方ないから善吉にあたることにした。
「切るって決めるのは本人だけどさ……ホント……切った人を憎むくらいしないと、元気になれないよ」
「切ったの俺だけど。とんだとばっちりだぜ」
「なん……だと?」
私は善吉に詰め寄る。ずいっと。
「な、なんだよ……俺だってちょっと残念なんだぞ……」
「おい善吉。どっかにめだかちゃんの髪の毛残ってない?」
「待て、あったとして何に使う気だ」
「テイスティングっッ!!」
めだかちゃんなんてショートになってキャラもちょっと変わったのに……私は相変わらず、やりとりも相変わらず、不毛だった。
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久々に。もうそろそろ、ネタがない。というか原作についていk
断罪分離のクライムエッヂ!