日常編 | ナノ



次の日ーーー


いきなりリボーンがこんなこと言ってきた。



「よし、俺達もツナの学校に行くぞ」

「え!?」



いやいや、リボーンいきなりすぎるよ。
私はつい声をあげてしまった。
 
…てか行っていいのかな。


私は疑問でいっぱいだったけど、リボーンは行く気満々だ。

だから結局私達はツナの通う中学校、並盛中に行った。









リボーンに着いていって並盛中学校に着く。

リボーンはツナを探しているため私は今一人だ。
本当はリボーンは私を目的地の体育館まで送ろうとしていたけど、ツナを優先してほしかったから断って私は一人で体育館に向かっているのだ。


…でも




「ここは…どこ」



どうやら迷ってしまったらしい。
適当に歩けば着くさ!とか思ってたけど…




「……体育館どこ」



着かなかった。

うわぁ、どうしよう。


…こうなったら誰かに聞くしかないよね。



「あの、すいません」



そう思って私は少し離れたところにいる 人に声をかけた。



「…君、ここの生徒?」



その人は黒髪で学ランを着ていてとても綺麗な顔をしている美形な人だった。

…あれ、並盛中って学ランだったっけ。



「ねぇ、早く答えてよ。君は並盛中の生徒?」



その人はそう言って私の返事を早く促す。
それに少しイラついているようだ。



「いえ、知り合いに呼ばれて…」

「ふーん、生徒じゃないんだ?
ただでさえ体育館で群れが出来てて苛々してるのに…」



…え。

ちょっと待って。


なんでこの人トンファーを私に向けて構えてるの。

どこからトンファー出したの。



「、え…あ、あの…?」

「生徒じゃないのに校舎に入ってくるなんて…咬み殺すよ」



その人が言い終わった後、即時にトンファーで私に攻撃しようとした。

いや、してきた。
間一髪それを交わしたものの、私にはもう逃げるという選択しかなかった。




「、すみませんでしたぁぁあ!!」

「僕から逃げられると思ってるの?」



必死に逃げ続けた結果、なんとか逃げられた。

しかし逃げた先は校舎外。


…あー、どうしよう。
体育館行けないよ。

でもまた校舎に入ったらさっきの人にトンファーで攻撃されそうだし…。


なので私は、校舎外の門の外でリボーンかツナを待つことにした。

するとその後、数分も経たないうちにリボーンが校舎から出てきたので事情を話して沢田家へ帰ることになった。



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