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12/10 20:25にメールをくださった方へ(返信日:21/12/12)

初めまして、小牧と申します。
先日は熱のこもったメールをいただき、ありがとうございました! こうしたことに慣れていないとのことでしたが、それでもメールを送ろうと思ってくださったこと、熱く感想を綴ってくださったこと、それ自体がもう物凄くありがたいですし、内容も心の底から嬉しかったです。何度も読み返して、そのたびに嬉しさでにこにこしています。

『Hiraeth』は、私の最推しであるファウスト先生の好きなところと「こうだったらいいな」を詰め込んだお話でした。書き始めたのが東エチュード・嵐の谷実装前だったこともあり、個人的な解釈や捏造補完で書いてしまった部分も多いのですが、「ファウストの計算されているようで〜堪りませんでした」と言っていただけて本当に嬉しいです。「非情になれない性格」、仰る通りだと思うんですよね……!(2周年までの各種ストーリーを読んだ今なら、弟の件がなくても人間夢主の怪我の手当てくらい当然のようにしてくれるんだろうなと思います)
忘れていたくらいに久しぶりの感情移入をしていただくのが拙作だなんて、あまりの嬉しさと恐れ多さに思わず深呼吸してしまいました。挙げていただいたお話は、私としても思い入れのある回なので、なおのこと嬉しいです……ありがとうございます!
また、「ファウストが人間の夢主を看取る結末」を書きたくて始めたようなお話でもあるので、終わり方についてそのように感じていただけたことは本望です。
ifも……なんとなく考えてみることはあるのですが、あの世界において生まれ変わりがどのように考えられているのか(実際に起こり得るのか、生まれ変わった相手と出会ったとき魔法使いなら前世の面影に気づけるのかetc…)が不透明すぎて形にできていないんですよね。いつかifだからと割り切って、なんらかの形にできたなら、そのときは送り主様にも見ていただけたら嬉しく思います。
それと、こちらもがっつりオタクですので、申し訳ないなんてことは全くないですよ……!むしろ、ふふってしました。

『白けた朝に名前を呼んで』は、Hiraeth夢主が人間だった分、次は魔女夢主で書きたいという気持ちが強くあった気がします。ですので、「夢主が最高にかっこよくて」と言っていただけて、さらにはブラッドリーの格好良さの再確認のお手伝いができて、私もガッツポーズです。
記憶がテーマなのは私のヘキゆえなのですが、だからこそ尚更というか、「この素敵だと思った記憶を忘れないようにしなければ、と作品に沿って思ったほど」というお言葉がめちゃくちゃ嬉しくてですね……! 感想をいただけるだけで幸せなのに、感動がいっそう増しました。
ブラッドリーはもちろん、ほかの魔法使いたちや賢者とのエピソードも色々考えているので、今後も少しずつお話を追加していくつもりです。ゆるくお付き合いいただけたなら、光栄です。

「まほやく以外のジャンルは通っておらず〜」の件は、お気になさることではありませんよ! 同じサイト内にあるからといって、必ず読まなければならないなんてことは全くないですし、好みやジャンル遍歴は人それぞれです。気になるもの・目に留まったものを読んでいただいて、少しでも好きだなと思っていただけたら、それだけで十分嬉しいです。その上で感想までいただいたとなると、それはもうはちゃめちゃに嬉しいことで……。送り主様が考えていらっしゃる以上に、私はいま物凄い喜びとありがたさを噛みしめているんですよね。感想を送るという行為には相応の手間がかかりますし、人によってはかなりハードルが高い行為だと思います。その手間をかけてくださるというのは凄いことですし、本当にありがたくて、嬉しいです。名乗る程の者ではと仰っていましたが、どうかご謙遜なさらないでください。むしろ堂々と名乗ってほしいな……と思います(差し出がましくてすみません…)

繰り返しになってしまいますが、嬉しいメールを本当に本当にありがとうございました。日に日に寒くなりますし、何かと忙しい時期でもありますから、送り主様もお身体をお大事にしてくださいね!
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