title | ナノ

燃ゆる暁
この場所を
幾度見ていられるだろう
別れはもう直ぐ

怖くなったら
大事だった日を振り返れ
必要なものが見えるだろう
僕らはいつも
誰かに見られている
舞い散る桜
背押されて

孤独を奪ってくれたから
今歩き出せる

実感なんか
すぐ持てるものじゃない
初めは生温くても
忘れさえしなければ
手の届く距離に

独りじゃない事を知る
桜がまた咲くから
僕らだって巡るんだ


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