あなたのきもち/甘/ユウジ
 
 
「−−。ユウジー。
 ごはんできたよー」
 
 
 
 
 
「・・・ユウジー?ごはんー!」 
 
ユウジから返事がないから
部屋に向かう。
 
「・・・ユウジー?」
ベッドに寝ているであろう
ユウジを見ると・・・
 
「・・・んー、小春ぅ・・・
 いったらあかん・・・でぇ・・・」
「・・・ふふっ、
 また小春ちゃんの夢みてる・・・」
 
愛くるしい寝顔に
自分の頬がゆるみ、それと同時に
ユウジのほっぺをつついてみた。
 
 
「ユーーーーージーーー
 おきてよー。ごはん冷めるー・・・」
「・・・ん、あと・・・5分・・・」
 
体をゆすっても起きるどころか
頭まで布団をかぶってしまった。
 
「・・・うぅ、もう!」
 
ユウジの上に跨ってゆすってみる。
すると布団を鼻まで下げて
 
「・・・何すんねん、アホ」
 
 
 
あー・・・めっちゃ怒ってるー・・・
と思ってたら布団をはいで
いきなり頭をもたれて抱きついた形になる
 
「えっ、ちょ、なにすんの!」
「うっさい、黙れアホ」
「・・・」
 
ユウジがすごくあったかくて
不覚にもウトウトしてしまう・・・
 
 
 
 
 
 
「・・・おい、そろそろ離れ・・・
 あかん・・・こいつ、ねとるわ・・・」
「・・・」
 
ホントはもう少しで寝そうっていう勢いで
ユウジの言葉で目が覚めていた
 
「・・・オレ、どうしたらえぇんやろ」
困っているユウジをかわいいと思うが
あくまで寝ているフリをしているから
口に力をいれる
 
 
すると、ユウジは抱きしめたまま
私をユウジの上から横に移動させる
 
そしてふと口に何か触れて
 
 
 
「・・・あー、・・・やってもた。」
 
 
 
 
・・・え?
・・・今の。。キス・・・だよね?
 
いつもは絶っっっ対やらないことを
してきたから
目を開けてしまった
 
「なっ!おっお前おきとったんか!」
「・・・もっかい」
 
「はぁ?」
「もっかい!」
 
 
「・・・いやや!」
「な、なんで!?」
 
 
じっとユウジの鋭い目が
私をにらみつける
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「・・・お前の見間違いや」
 
 
 
 
 
 
 

 
 

「・・・へ?」
 
意味がわからなすぎて驚いていると
プッっとユウジが笑う
 
「・・・アホ面・・・」
「・・・もう!ユウジのあほー!」
 
 
 
 
 
--->
最後wwww
無理やりwww


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