半分こしよ?/甘/謙也
 
 
「うぅ・・・さむっ」
「こ、これまいとき?」
 
雪がちらほら降る季節
私と謙也先輩が付き合って1ヵ月を迎えた
 
私が寒いと身を縮めると
謙也先輩が自分のマフラーを巻いてくれた
 
「でも・・・先輩寒くないですか?」
「お、おれなら大丈夫や!
 浪速のスピードスターやで?・・っくしゅ」
 
「あー、ほら、やっぱ寒いんじゃないですか」
 
自分いくれたマフラーを
謙也先輩に返す。
「んじゃ、お前寒いやん!
 あほか、オレ男やで!」
 
謙也先輩はそれを阻止して
私の首にかけようとする。
 
 
「うぅ・・・。っあ。
 それだったら・・・」
 
謙也先輩のマフラーが結構長かったから
私と謙也先輩の首にまいてもちょうどよかった
 
「・・・どう?はんぶんこ!」
「・・・反則っちゅーはなしや・・・///」
 
 
ついでにイヤホンも半分こしたから
謙也先輩と一つになれたきがした。
 
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「こっこはるぅ!
 みてみ!謙也のやつ!」
「リョーマちゃんかわいいやぁんっ」
「お、おれらも!」
バシッ
 
 
 



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