▼第五の会話(0)


第五に新しい設備がきました▼




冴「ピッカピカの新品ですよ!うちの予算じゃ申請通るわけもない高級品です、次の作戦に組み込みますからありがたく使いやがれです!…はい、ではここで隊長から一言」
鈴也「ぜっ前回の作戦で功績の大きかった佐川くんの機動小隊のおかげだよ。それに他のみんなもがんばってくれて、ありがとう。総司令からの厚意で備品の新調もされて、すごいよね!いいのかなぁ、僕の分まで武器新調されて…僕なんか全然役に立ってなくて…む、寧ろ足引っ張って…ばっかだったし……僕なんて…ごめんね隊長がっ…不甲斐、なくて……ぐす、」
冴「また隊長のよくない病気ですか」
佐川「おー凄いな狩野!やったなー!お前の第五部隊の功績だぞーほら笑え!うじうじ禁止!」
冴「…まぁいいです。えー今回導入された小火器兵器ですけど、使えますよー。うちで火器を扱う人間は限られてますが、大事にしてください…く、れ、ぐ、れ、もっ興味本位で触った挙句壊すような愚行に走らないように特に三馬鹿の筆頭バカ」
圭「うおーーースゲエエエ新品だあああああうわあああカッケーーーーーうひょーーーーーこれどうやって使うの?これどうやって使うの?ねぇこれで撃つの?あれ?弾でない??あれ??ねぇ弾出ないよ!?」
冴「って言ったそばからふざけんなですよオオオオオオオ!!!??」
日向「シーフずっと新しい玩具目の当たりにしたような目ぇしてさー、まったく話聞いてなかったぜ」
東「つーか俺を三馬鹿にまとめんな」
圭「聞いてたし!でもぼくちんのコトじゃないじゃん?うちのリーダー(という名の筆頭バカ)はあずにゃんただ一人じゃん?そこはさぁ、やっぱ筆頭という文字を掲げるのに相応しい男に譲るべきだと思うんだよね!!」
東「チームの不始末を処理するのも俺の仕事だな?よし分かったその顔面こそぎ落としてやる」
冴「…許可してやるです」
日向「シーフ…お前死ぬのか…?」
圭「ぼ、暴力はんたーい!後衛差別はんたーい!!あーいいよいいよ、ぼくちんは、この新装備で迎え撃っちゃうからー!…ところで冴これどうやったら打てるの?」
冴「お前はぼくの話を1ミリも理解できねーでやがりますか!!!???」

亀太郎「ははは、安全装置ロックさせといてよかっただろー?なー佐野」
八葉「触んなオッサン」
鈴也「あ、あの、みんな喧嘩は…!」


後日作戦中に暴発させて拠点に穴を開けたシーフは謹慎を食らった。


あと冴くんと東は作戦中も行動を共にしてる中で、わりとよく相手の指示や考えを尊重しようという意思があると思います。
少なくともかなり切迫した場面だったり急を要さない限りにおいて東は冷静なので、とりあえず冴くんと対話しようとします。
例えば

東「冴!さっき伝令が入ったんだけど、やっぱ郊外に奇襲来たって…現場えらいパニクってたぞ」
冴「全く事前にそう伝達しておいたというのにこの体たらく、他所の部隊は何やってやがるですか」
東「うちからは近くで待機してた中嶋さんとこの小隊が援護に行ったらしいけど、どうすんだ?」
冴「んん…だとしても東郊外の拠点の防衛には厚みが足りないですね…まぁあの人達ならどうにかなりそうですけど」
東「今なら後方の部隊呼び戻しに俺らが走って行けるけど、出るか?」
冴「そうですね…いえ、やはりここの本陣を手薄にはできませんから、こちらの街道側から別の何班かを移動させます。お前たちはその穴のフォローを頼みます」
東「おう、フォローならあのバカで慣れてっから任せろ」

みたいな感じで、東が状況を伝達して冴くんに指示を仰ぎつつ、全て肯定するでもなく自分の意見と噛み合わせて行動する…ていう…けどここに日向と圭が組み込まれると一気にややこしくなるかな。
多分この二人の結論を待てないんだと思われる日向と圭。
冴東のやり取りの合間、指示待ちになるフリータイムにいらんことするんだろなって…例えば二人でふざけてて敵の索敵に引っ掛かるとか。勝手に動いちゃうとか?緊張感のないやつらなので(笑)

あーけど東って頭で分かってても身体が追っつかないタイプだから、ピンチとか頭に血が登った状態だと正常な判断鈍ってミスしちゃうかも。段々とテンパってきて思考が早足になってたりね。



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