理由(秋ルンと客人の男)
「貴方はこんな大きな家に姉妹で二人きりでさびしくないのですか」
と愚かにも上から目線で尋ねてきた男に私はサービス満点笑顔でこう言ってやった。
「だからこそ二人きりなんですの!」
趣味も思考もあわない大多数から受ける孤独をお前は一生理解できないでしょう。
私は大きな扉を閉めた。
(ふたりぼっちの理由)
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