ネタ | ナノ
なまえが好きなんだけど、素直になれなくて暴言ばっかり吐いちゃうツンギレ宮地。
そんなのわかるわけなくて、宮地が本気で自分を嫌いだと思って距離を置くなまえ。木村の幼馴染ポジ。むしろ、バスケ部だったら緑間くんかっこいいよね、とか言っちゃう。
そのせいで更に暴言を吐いてしまう宮地。
周り(大坪、木村、高尾あたり)は宮地の気持ちに気付いてて暖かく見守ってる。あ、高尾は口出すか。
緑間はなまえにかっこいいとか言われちゃうから、宮地から理不尽にヤキモチ焼かれて、とばっちり。


「信介ー、忘れ物」
「おー、なまえ。悪いな」

朝、家を出ようとしたら向かいの八百屋から信介のお母さんが出てきて、信介が弁当忘れたから届けてくれと頼まれた。
朝練後に早弁してるから、朝のうちに届けないと。そう思ってバスケ部が使ってる体育館へ。足取りは重かった。信介が嫌なんじゃない。あたしがバスケ部と関わるのが、とっても気に入らない人物がいるからだ。

「おい、お前何しに来た」
「あー、宮地…」

それが、宮地清志。その人だ。

「信介に弁当届けに」
「なんでお前が木村の弁当なんて持ってんだよ?」
「信介が朝持ってくの忘れたから」
「木村ぁ、弁当忘れてんじゃねーよ。そのせいでこんなやつが体育館に来てウロチョロされちゃ困るんだよ」
「邪魔してごめん、宮地。もう帰るから」

体育館に行ったり、信介と話したりするたびにこの調子なのである。あたし、そんなに宮地に嫌われるようなことしたかな?…まさか、生理的に無理ってやつ?それはどうしようもないよなぁ…。


こんな感じで。
宮地はなまえが木村に手作り弁当持ってきたかと思って焦っただけ。とか。

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