ごちゃごちゃごちゃ | ナノ ※終着点が見えなくなって放置してたやつ。




毎日が同じことの繰り返しだ。朝起きて、学校に行って、部活して、帰って、寝る。

他人から見たらつまらないかもしれない。ただ単純に日々を浪費する。

でも、あたしはそれだけで良かったんだ。それが幸せだったんだ。



不確かなままでもいいのだろう



「虹村〜」
「ん、みょうじか」
「部活終わったの?今日は早いね」
「…まあな、」
「一緒に帰ろうよ」
「おう」


虹村とは中学に入ってから仲良くなった。
帰り道が途中まで同じだから時間が合えば一緒に帰ることもあった。

しかし、それは部活が本格的に始まるまでのことであって。

1年が本入部となるゴールデンウイーク明け頃から、ガッツリ頑張るバスケ部と、基本ゆる〜くやってるあたしの部活じゃ帰宅時間が合わなくなったからだ。

でも今日は、コーチが用事があるからと言って早めに終わったらしい。


「自主練とかしないの?」
「ああ、帰ってから走り込みしようと思って」


あ、やらないわけじゃないんだ。そりゃそうか。帝光中学バスケ部様だもんね。


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