ごちゃごちゃごちゃ | ナノ ※書きかけ



帝光中学校野球部。

部員数は100を超え、全中三連覇を誇る超強豪校。
帝光中野球部の元レギュラーが入学した高校は、甲子園出場を約束されたも等しいと言われるほどだった!

その輝かしい歴史の中でも特に「最強」と呼ばれ無敵を誇った――10年に1人の天才が5人同時にいた世代は「キセキの世代」と言われている。

――が、「キセキの世代」には奇妙な噂があった。
誰も知らない。
試合記録も無い。
にも関わらず天才5人が一目置いていた選手がもう1人――
"幻の6人目"がいた――――と。





……まぁ、噂は噂でしかなく、6人目の試合記録はちゃんとあるんだけどね。それより奇妙なのは、6人が6人とも天才的に変人だった――そっちの方が謎だよね?


あ、申し遅れました。あたしはなまえみょうじ。帝光中学野球部のマネージャーやってます。今回はそんな愉快な仲間たちを紹介しようと思います。




「おい、なまえ」
「あ、赤司くん。どうした?」
「ちょっと手伝ってくれ」


はい、我らがキャプテン、赤司征十郎くん。キャッチャーだけど全ポジション出来る超天才。戦略、戦術を考えるのも彼の仕事で、赤司くんが読み負けたところを見たことがない。

が、


「新しい魔球を考えたんだが、」


普段は魔球や必殺技を考えるのに忙しい重度の中二病患者で、「負けたら俺は死ぬ」が口癖(確かに何かに負ける赤司くんは想像すら難しい)。社会に屈するわけにはいかない、と、今からニート宣言をする危ない人。


「あ、ごめん、今忙しいやー」
「そうか、すまない」
「いえいえ、魔球開発頑張って」
「ああ」


あと、怒らせると怖い。らしい。噂だとハサミで切りかかってくるとか。



「マネージャー!」
「お、緑間っち」


彼は緑間真太郎。メガネと下まつ毛がチャームポイントのファースト。副主将もしている。右利きだが、完璧過ぎる捕球は見ていて安心する。まぁでも「俺の捕球範囲はフィールド全てだ」は言い過ぎだと思うけどね…。とは言え、赤司がピッチャーをするときはキャッチャーしたり、野球スキルは本当に高い。


「この辺にハンカチが落ちていなかったか?」
「え?」


まさか、このピンク地に赤いハート柄でレースがふんだんにあしらわれているハンカチ、緑間っちの?


「これ?」
「それだ!」
「もしかして、これ…」
「今日のラッキーアイテムなのだよ」


緑間っちは無茶ぶりで有名なおは朝の占い信者で毎朝欠かさずチェックしては、ラッキーアイテムを持ち歩く。占い信じるとかは別にいいんだけど、そのラッキーアイテムのせいで1日1回は一悶着起こすのはやめてほしい。


「マネージャーのかと思ったのだよ」
「俺の真似をするなと言っているだろう?!」


1番変人扱いされているけど、基本的には優しいし、からかいやすいのであたしは好きだ。あ、変な意味でなく。



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あとオッパイ野郎と巨神兵と犬男と透明くんとパーフェクトボディの紹介がはいるはずだった。

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