ごちゃごちゃごちゃ | ナノ ※君僕の双子と薬局行ってゴム売り場見る話←
※書きかけ



「ねー、早く違うとこ行こうよ」
「もうちょっと」
「悠太も何とか言ってよ」
「祐希の気持ちもわからないでもないので」
「そう言って2人で見ないで!」


なんで、あたしがこんなになっているのか。それは数分前にさかのぼる。



帰り道、いつもと違うのは、要は委員会、千鶴は補習があって、春は用事があるからと先に帰ってしまったので、浅羽兄弟と3人で帰ってることだ。

薬局の前を通ったとき、

「あ、化粧水切れそうなんだった。買ってこ」
「へー…なまえもそういうの気にするんだ」
「悠太、なまえだから気にするんだよ」
「なるほど」
「ちょ、2人で納得すんな。…先に帰ってていいよ」
「何言ってるんですか!」
「え?」
「なまえがなに買うか確認しないと!変なもの買うかも知れないし」
「いや、そんなこと言われても」
「とにかく入りましょう」
「えー」

一応イケメンにどんな化粧水使ってるとかバレるの恥ずかしいな…


「あ、」
「ちょ、なんでこんなところで立ち止まるの」
「俺だって健全な男子高校生ですよ?」


そして冒頭へと至る。


「なんかオバサンがあたしを哀れみの目で見てくる…」
「そんなことないです」
「いやあるって!だってこの状況、明らかに3Pしますよみたいじゃん!」
「気にしすぎだって」
「じゃ2人で見れば?」
「そしたら男同士で…みたいだからやだ」
「そっちだって周りの目気にしてるじゃん!」
「そんなことないよ」
「心無しか店員もこっちをチラチラ見てるよ」
「自意識過剰ですって」
「普段さぁ、こんなとここれないでしょ?」
「まず、春が怒るよね」
「千鶴は騒ぐし」
「むっつりの要は照れるし」
「その辺が粗方の高校生の反応だって!」


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