ごちゃごちゃごちゃ | ナノ ※昔のサイトのメモからサルベージ。
※臨也と別れた後の話。会話文。



「え?臨也と別れてたの?いつの間に?」
「え、半年くらい前…」
「結構経ってるじゃん」
「うん…だってなかなか新羅と会えなかったから言いにくくて…」
「もったいないねー。せっかく君みたいなのを好きになってくれた特異な相手だったのに」
「うるさいなー。わかってるし」
「なんで別れたの?2回も振られて、やっと臨也から告白してきたんでしょ?」
「…引いた」
「は?」
「なんか、付き合ったらデレて来て、めっちゃ引いた」
「…典型的な追いかけたいタイプなんだね…僕だったら嬉しいけどなー。まぁなかなかデレてくれないんだけど」
「え?!新羅、彼女いるの?」
「いるよ。付き合い始めたのは最近だけどね」
「えー…あ、あたしと2人で会って大丈夫なの?」
「大丈夫だよ。言ってある。女の子だけど恋愛感情一切ないって」
「あたしも新羅になんてないけど…。もうさ、仲良い男子は恋愛感情一切ないやつしかいないんだよね…。新羅とか静雄とか京平とか…。でも地球に2人しかいなかったら考えるかなー」
「僕はそれでもない」
「あっそーごめんなさいね(微妙にショック…)」
「もう一生彼氏出来ないんじゃない?」
「冗談に聞こえないんだけど…」
「だって冗談じゃないし」
「怖いな…リアル…」
「ドンマイ」
「ドンマイじゃないよ」
「あーあ。臨也と別れなきゃ良かったのに」
「だよねー」
「しかも臨也かわいそうだよね、流石に」
「……」
「酷いことするねー」
「もー!リア充は黙ってろ」
「はいはい」
「うわ笑顔ムカつく」

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