※玩具挿入

※軽くSM表現

※喘ぎが下品


以上のことでも大丈夫という方のみ、スクロールお願いします。




















 赤ちんの衝撃な言葉とともに、俺の口は赤ちんに食べられた。比喩なんかじゃない。もう本当に。大きく口をあけて、顔をちょっと傾けて、俺の口は食べられてしまった。そして、何度も唇を吸っては音をならしながら離して、またぱくりと食べられる。チュッと何度もリップ音が何度も俺の耳に響いた。赤ちんの言葉と行動に頭が追いついていってない俺は呆然とされるままだ。


 「ん……あつし…あつし…」


 何度も俺の名前を呼びながらキスするのは正直反則だと思う。かわいすぎて、頭が爆発しそうになる。ぶっちゃけ爆発しそうとか言っているけど、爆発以前に俺の頭は未だにこんがらがったままだけど。
 でも、なんでかはわかんないけど、赤ちんが完璧にスイッチが入っているのはわかる。キスのテクニックとかちょーやばいし。ちゅーが上手い赤ちんだから俺の腰が砕けるのは時間の問題だ。でも、俺がそんな赤ちんを退けることなんてしない。むしろ、喜んで迎えにいってやろうじゃんっていう気持ち。だって、赤ちんからのお誘いなんて滅多にないし。そもそもスイッチに入ることすら少ないし。それよりなにより可愛い恰好しているし!
 俺は赤ちんの頭を両手で挟み込むように掴んで、赤ちんの口の中に舌を入れる。一瞬驚いたように、舌の動きが止まったが、次の瞬間には喜んで俺の舌に絡ませてくる。普段の赤ちんからしたら、考えられない行動だ。本当にどうしたの、赤ちん。俺もこのままじゃスイッチ入っちゃうんですけど。


 「ふは、あつ……んむ、んっん…」


 苦しくなったらちょっとだけ口を離して、しゃべる余裕ができたら、また口をあわせて、舌を絡ませて…。すぐに通り抜ける赤ちんの柔らかい髪をむちゃくちゃにかきまぜながら、ひたすら赤ちんの口の中を味わう。赤ちんの口はいつだって美味しくて飽きない。赤ちんもひたすら俺の舌から唾液を啜って、こくりっこくりっとたまに喉を動かしながら、俺から吸い上げたものを飲んでいる。それが本当にエロくて、俺はたまらず頭を撫でていた手を腰へと回し、強く引き寄せる。


 「ふっ、んは」


 キスをしながらでも、俺の腕の中にすっぽりと入る赤ちん。そのときに気付いたが、赤ちんは俺の服着ているだけで、他には何も着ていない。いや、赤ちんに押し倒される前に、Tシャツの下から何かが生えていたのは見えた。多分、ネコ耳、首輪ときたら尻尾だ。だから、尻尾つきのパンツでも穿いているのかと思った。なので、ぜひともそれを見たい俺は、腰に回していた手をゆっくりと下りさせようと手を動かす。しかし、それに気付いたのか、赤ちんが俺から少しだけ離れる。といっても、口と口との距離は相変わらず近い。俺がちょっとだけでも顔を前に出せば、またキスが始めることができるぐらい。でも、キスが終わったことに俺の手はピタリッと止まり、結局尻尾を見ることができなかった。


 「…赤ちん」


 「はぁ…あつしの、のみたい…」


 とろとろに蕩けた赤ちんはそういって首をこてんっと傾ける。そのあざとすぎる仕草にまた心臓が痛くなるほど脈打ったが、それと共に記憶の彼方に飛んでいっていたことも思い出した。そうだ、さっきもそれを言われたのだ。キスに夢中になりすぎて、忘れていた。了承も否定もしない俺に、赤ちんはもう一度繰り返している。普段は絶対言わない衝撃の言葉(赤ちんはプライドが高いから、そういうのは口に出したがらない)を繰り返す赤ちんに、正直俺のモノはすごい元気になっている。ズボンが窮屈すぎて、早く脱ぎたくてしょうがない。



 「いいの?」



 やってもらえるなら大歓迎だ。だって、赤ちんのフェラなんてそうそうない。いや、やってもらったことはあるけど、自分から進んでヤるなんて、本当に数えるぐらい(今思い出したら、2、3回ぐらいだった)だから、赤ちんが進んでヤってくれるのなら俺は喜んでやってもらいたい。


 「うん…今日はお前の誕生日だろう?お前の願い事なら、何でも聞いてやる」


 そういって、赤ちんの両手はいやらしく俺のモノを撫でる。それだけで俺のモノはでかくなる。

 はっきりいって、俺は赤ちんの前でそんなことあんまり願ったことがなかったけど、ずっとやってもらいたいとは思っていた。それがずっとバレてたってことかな。ああもう、誕生日万歳!だって、今日の日を迎えた瞬間の赤ちんの行動といい、今の行動といい、赤ちんは誕生日にサービスをしすぎだ。どんだけ愛されてんだよ、俺。もう、大好き赤ちん。でも、こんな味を覚えたら、俺毎年誕生日が楽しみで仕方なくなる。というか、別の日でもお願いしたくなってしまう。まぁ、通常の赤ちんに頼んだりでもしたら、足蹴にされることが目に見えているけど。


 「はっ…赤ちん…直接触って…」


 ズボンの上からゆっくりと扱くように触る赤ちんに我慢できなくなって、俺はそうお願いする。赤ちんははあっと熱い息を吐きながら、俺のベルトをゆるめる。ネコ耳をつけている赤ちんは本当に発情期のネコみたいで、可愛い赤ちんに興奮していってる俺は自然とその偽者の耳を触る。


 「んっ…」


 神経は通ってないはずなのに、その耳を指で挟みながら頭を撫でてやると、赤ちんは小さく声を漏らした。そして、甘えるように俺の手に擦り寄ってくる。本当に今日の赤ちんは可愛すぎて、どうしよう。俺の心臓がもたない。その間に赤ちんは、ゆっくりと下着から出た俺のモノへと顔を近づけていく。


 「っ……」


 温かいものに包まれる感触に思わず息を詰まる。我慢できずに垂らしてしまっている先走りを赤ちんの可愛い舌がなめ上げ、小さい口で硬く張り詰めている俺のをしゃぶりつく。けれど、赤ちんの口では俺のを完璧に含むことができないからか、両手で幹を扱きあげてきた。


 「あ、かちん、それ…やばい…くっ…」


 「んっ…む…」


 唾液をたくさん絡ませて、必死に頭を振る姿にさらに腰が重たくなる。すぐに出してしまいそうだ。俺、早漏じゃないはずなのにな…


 「んっ、はぁ…あかちん、じょーず」


 そう言いながら赤ちんの髪を撫でてやると、赤ちんは上目遣いで俺を見る。うわっ…可愛すぎ。ってぇか、赤ちん、本当に数回しかやったことない?テクニックやばいんですけど…

 前はもっと赤ちんは戸惑いながらやってなかったっけ、と以前にしてもらったときのことを思い出す。確かに上手ではあったけど、それでも拙い動きだったことは覚えている。あの何でもできる赤ちんが本当に一生懸命に、でもちょっとだけ戸惑いながら、俺のためにご奉仕しているって感じがツボにきていたのだ。

 でも、そんな赤ちんが今では全てを吸い込むように口をすぼめ、喉奥まで俺のを咥えている。そして、キスのときでも披露してくれた舌技を今も余すことなく披露してくれるため、正直やばい。初々しい赤ちんはもちろん可愛いけど、こうやって手馴れたAV女優みたいな赤ちんもやばいぐらい可愛い。
 さっきから、俺可愛い可愛いばっかり言いすぎのような気がするけど、本当に可愛いからどうしようもない。赤ちんが苦しくなるってわかっているのに、俺はさらに大きくしてしまう。すると、やはり思ったとおり、赤ちんは少し苦しそうな声を出したが、口を離すことはなかった。


 「う……〜〜はっ」


 やばい、そろそろ出そう…撫でていた手が自然と押さえつけるようなものとなっていく。その動きで俺がイくことを赤ちんもわかったのだろう。早く出せといっているかのように、赤ちんの口の動きに激しさが増した。


 「あ、かちん……」


 「んっ、んっ、らひて…あつひ…」


 俺のを含んでいるため、赤ちんが舌足らずでいう。くそっ、かわいいすぎだし。反則すぎるんだけど。赤ちんの目に溜まっていた涙も臨界点をこしたのか、ポロポロと零れ出している。


 っていうか、信じられる?あの赤ちんだよ?黒ちんに一度だけ負けたことはあるけど、それでも中学からずっと変わらなかった、勝利を続けているが故の高圧的な性格。人に尽くすよりは尽くされたいって思っていて、誰かに指図されるのが大嫌いで、従わせるのが大好き。そんな人。今までのセックスでも散々なかせたあとに、やっとどろどろで快楽に蕩けた姿を見せてくれるぐらいにプライドが高くて、難攻不落。そんな赤ちんが今必死に俺を奉仕してくれている。俺の精子を飲みたいといっている。いつもギリギリまで抑えこんでいる嗜虐心が疼かないはずがない。
 赤ちんに従順な俺だって、どっちかというとサディスティックだし、赤ちんをめちゃくちゃにしたい。でも、普段からそんなことしたら、赤ちんに殺されちゃいそうなぐらいに睨まれる(というか、実践したら天帝の眼を発揮される)から、いつも抑えている。けれど、今日は我慢をしなくてもいい。なんていったって、今日は何でも許される日、なのだから。


 喉奥を犯してやろうと舌なめずりをしたとき、赤ちんの腰がゆらゆらと動いているのに気付く。赤ちんが俺のを舐めて感じているんだってことがわかり、自然と喉が動いた。四つん這いの形で腰だけを高くあげている状態だから、余計その動きがいやらしく見える。
 そうだよね、赤ちんも気持ちよくなりたいよね。俺は快感やら興奮でぐらぐらと頭が沸騰して、吐く息が荒くなっているのがわかる。ひたすら俺をイかせようとしている赤ちんを見ながら、俺はいつでも準備万端な自身をもう少しの我慢だと言い聞かせる。そして、少しだけ前かがみになって赤ちんのそのいやらしい腰を撫で回した。


 「んふっ…あっ、あつ、ひ…?」


 突然の俺の行動に驚いたのか、赤ちんは動きをとめて目線だけで俺を見上げる。咥え込みながらしゃべっているせいか赤ちんの舌がぴくぴくと動き、微妙な刺激が突き抜ける。けど、全然物足りない。さっきのような強い快感がほしい俺は腰を撫でてないほうの手で赤ちんの頭を掴む。


 「…はっ、赤ちんは舐めてて…俺の飲みたいんでしょ?」


 「んむっ!」


 無理矢理深く咥えさせると、赤ちんは戸惑いながらも手を動かし始めて、徐々にさきほどの動きへと戻していく。けれど、やはり何かを気にしているのか、ちらちらと俺の顔へと視線を動かしている。そんな赤ちんを見ながら、俺も赤ちんの腰を撫でるのを再開し、赤ちんが着るとワンピースになってしまっている俺のTシャツを捲り上げていく。
 たしか、どんな尻尾つけてるかどうかっていうのを見てなかったんだっけ。イくのを我慢しているせいか、頭がうまく動いてくれない。とりあえず、その尻尾のついた下着を脱がそうと考える。もう本当に爆発寸前だけど、いやらしく揺れる赤ちんのかわいいお尻をいじめて、赤ちんが必死に奉仕しながらぴくぴく感じている姿を見たい。我慢は嫌いだけど、こんな我慢ならいつまでもしてやろう。そして最後には、今まで我慢した分思いっきり赤ちんの口の中に出そうと思い、Tシャツを背中まで捲り上げた。













 「…え?」




 下着が、ない?



 尻を触っても布の感触がないことに驚きを覚えながらも、つっと指を尻の間に滑らすと、いつも俺を受け入れているとこからふわふわした感触。え、なにそれ。あの尻尾って尻尾つきの下着をつけてるとかじゃなくて、尻尾入れてたってこと?尻尾入れてたから腰が揺れてたの?じゃあ、今まで感じていた赤ちんは…。
 それを理解した瞬間、その尻尾を掴み、ぐりっと中をかき回した。



 「んんんんん!」



 赤ちんの腰が震えて、それと同時にきゅうううっと喉奥がしまる。その刺激に耐えられなくなり、俺はギリギリまで耐えていたものを爆発させた。




第3回BLove小説・漫画コンテスト結果発表!
テーマ「人外ファンタジー」
- ナノ -