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あやしおかしきあやかしよ(青・立・四+a)
大「大変だー!!」

不「どうしたの大石?そんな慌てて」

大「今、青学城の城下町に百鬼夜行が出たんだ!!」

不「何だって!?分かった、すぐ行くよ」


タッタッタッタッタッ


幸「やぁ手塚。今日は身体の調子がいいから気晴らしにここの人間達食べに来たよ」

手「いきなり来て何を言い出すかと思えば、実に迷惑な奴だな幸村。俺がここの国の守護をしていると解っての事何だろうな?」

幸「勿論、人間なんかにあの誉れ高きぬらりひょんが肩入れしてるって聞いてね。本当に……反吐が出る」

柳生「幸村君、妖気で地面抉れてますよ」

幸「おっと失敬」

手「何があろうと、ここの国に出だしする事は許さん」

白「まぁまぁ、お二人さんカッカせんと穏便に行こうや」

「「なんで白石がいる(のさ)(んだ)」」

白「なんや二人ともつれないなぁ。俺はほれ、青学が怪桜の名所聞いて仲間連れて花見に来たんや」

幸「西のがしゃ髑髏は呑気だね」

白「泣く子も平伏す牛鬼ともあろう者が、一族引き連れて弱い者イジメたぁ余程余裕が無いんですなぁ」

幸「あぁコイツの顔捻り潰してやりたいなぁ」

真「落ち着け幸村、」

幸「真田は黙っててよ」

手「喧嘩なら余所でやってくれ…」

不「手塚、これ何事?」

手「ふ、不二、」

幸「おや、小さなお客様だ。よく人間の分際でここまできたね」

不「え、何こいつ喧嘩売ってる?」

手「落ち着け不二」

不「手塚、ちょっと黙って」

白「(なんやろ、こいつら同族ちゃう?)」

不「僕はこの国の祓屋、不二。君は…見たところ牛鬼みたいだね。僕に喧嘩売って生きて帰れると思わない方が良い」

幸「へぇ、こんなヒョロッこいのが祓屋」

不「君だって死にそうな顔色してるくせに」

幸「もうこいつら全員粉殺していいかな?いいよね?いいに決まってる」

仁「幸村が激おこスティックファイナリティぷんぷんドリームじゃ……」

赤「横の桜バッキバキに握り潰してるっス」

「痛い痛い痛い痛いっちゅーねんどアホー!!」

白「ん?誰や?」

ブ「なんか聞こえたけど、探してみるか?ジャッカルが」

ジャ「俺かよ!!」

「探されなくても出てくわボケ」
謙「なんや桜の木から人が落ちてくるで」

財「先輩、その言い方無いッスわぁ」

「好き勝手暴れよってからに。よりによって神木粉砕するか普通」

幸「誰」

「俺はこの国一帯の土地神、木霊でもいいけど。妖気と馬鹿力でバッキバキにされた俺の分身を取り返しにきたんや」

幸「あぁ、コレ」

「何この細切れ!?原形留めてないんですけど!?」

不「ウチの神様によくもやってくれたね…死ぬ覚悟があるのかい?」

「ねぇぬらの旦那、前から思ってたけど、祓屋の若様本当に人間かえ?取り巻く殺気はあそこの鬼神と同じぞ」

手「一応、人間の筈だ」

白「土地神さんえらいべっぴんさんやん!!どうや?俺らと一緒に花見せぇへん?」

「誰がするか変態髑髏。キモいキショい触るな変人」

金「わははは白石ボロクソ言われとるー!!」

小「落ち込まないで蔵リン、アタイが慰めてあげるわぁー!!」

一「小春浮気か!?死なすど!!」


手「お前ら全員グラウンド100周だっ!!」


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