「そろそろ疲れが見え始めました、私選手!赤司征十郎選手のおんぶを所望いたしている模様!さぁ、どうする赤司選手!おっ、おもむろに姿勢を低くし…背中をこちらへ向けてきた!これはオーケーです!オーケーのサインが出たー!!」

「おーっと赤司選手ここで回された腕を掴んだ!これはまさか!あーっとそのまさかだー!背中に乗ってきた力を利用しての華麗なる背負い投げ!決まりましたー!10点!」

「……お尻が……われた…」

「優勝は赤司選手でした」

「分かりましたからもう今後は背負い投げ禁止しませんか!そろそろ私のお尻も限界なんです!変な場面でノってくる赤司くんが私、一番恐ろしいです」

「嫌だな、お前にだけしかやらないよ」

「それこそ嫌ですね!あっ、ここで救世主の花宮選手が登場なさった模様!!こんにちは!」

「ハ?誰おまえ」

「貴方の過去から未来に繋がる恋人です!」

「オレ多分おまえみたいなやつとは知り合いにすらならねぇと思うわ」

「痛烈です!傷つきました!慰謝料として胸揉ませてください」

「死ね」

「すみません!私の胸も揉んでいいので!あ、でもお尻はやめてください!いま絶賛破壊フェスティバル中なんです」

「誰が揉むかよ!バカがうつる」

「何をう!赤司くんは私を背負い投げしまくっていますけどバカうつってないですよ!多分!大丈夫です!」

「いやアイツ既に中二病患ってるだろ…」

「それを言ったらおしまいですね!!」

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