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「いつものことながら疲れてきました。後、何か…マスクのせいで息苦しいというか…。心なしか目の方もかゆいというか…花粉症なめないでください!」
「なんだ我儘だなゴーグルもほしいのか」
「赤司くんは私をどこまで不審者にすれば気が済むんですか?さすがにそれは職質ものですよ!学校にお電話が入ったら白金先生にこっぴどく叱られるに決まってます!嫌すぎる!」
「へぇー」
「ちょっと今会話するのが面倒くさくなりましたね赤司くん」
「よく分かったね。褒めてつかわす」
「あ、どうも…。もしかして赤司くん眠いんですか?私から可愛いの称号を奪うつもりなんですか?」
「もともとそんな称号お前に無いよ」
「うーんやっぱり可愛いと言ったらこの人!こんにちはリコさん!ファンです!」
「えっ?やーん何この子!可愛いですって?私が?」
「はい!さっちゃんからリコさんはBカップだって聞いて!ああもう可愛い〜って思いました!ファンです!」
「…あんの女ァ!」
「すごく可愛いと思います!ちっちゃいのって!」
「ちっちゃい言うなぁ!」
「いや…そもそもお前もA、」
「言わせませんよ赤司くん!」
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