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「やっとラストだー!嬉しい!寒かったよー!やっぱりなんやかんやと洛山高校が一番!というわけでただいま葉山先輩!」

「あれ?おかえり!また赤司と出かけてたのかよー!ずりー!お土産は!?」

「お土産ですか?えーっと東京の自販機で買ったコーンポタージュならあります!」

「自販機のコーンポタージュならこっちにもあるからすごくいらない!しかも冷めてるじゃん!なんだよこれー…。なぁなぁ赤司ぃ、お土産ないのー?」

「ない。あいつが僕を姫抱きにする能力を覚えたという土産話ならある」

「出掛け先で何やってんの二人」

「これからも活用していくべきだと思ったよ」

「ひどく困ります!今回限りにしてください!
…と、まあこんな感じで主に私の腕が悲鳴、否、断末魔をあげた一日でしたがなかなか楽しかったですね!みなさん結構クリスマスは部のメンバーで過ごすということが分かりました!やはり強さの秘訣はチーム内の仲にあるというわけですね!」

「一概にそう言えるかな」

「そういうことを言うから洛山が何か怖いイメージになるんですよ赤司くん!洛山もみんなでパーティーしましょう!赤司くんの別荘で!わあ素敵!」

「他に共に過ごしてくれる友達がいないからと僕を巻き込むのはやめてくれないか」

「そーだよ!クリスマスはスタメンだけでパーティーするんだよ!なぁ赤司!」

「いやそれも初耳だ」

「葉山先輩!どうして私を仲間はずれにするんですか!可愛い後輩をいじめないでくださいよ!」

「だってお前ホントは彼氏と過ごすんでしょ?オレたちには内緒にしてた彼氏と過ごしたいんでしょホントは。隠さなくていいのにー!」

「うわ〜本当に彼氏がいない私にグッサリ刺さる言い回し!何てひどい先輩なんでしょうこの人!恐ろしいよ〜!」

「さすがに僕も同情したよ。仕方がないからクリスマスは僕がお前の相手をしてやってもいい」

「突然の赤司くんのデレをいただきました!わーい!とは言っても葉山先輩に抉られズタズタにされた傷跡は塞ぎきれませんけれど!
気を取り直して。
今日はお付き合いくださってありがとうございました!こんなダラダラで申し訳ありません!すべては赤司くんの突っ込み放棄によるものです!許してね!寒さが厳しくなる毎日ですが負けずに踏ん張りましょう!それではおやすみなさい!」


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