「ようやく赤司くんが自分の足で歩いてくれました!良かった!一気に重力から解放されて今なら飛べそうです!わーい!」

「そして最後には地に堕ちる…と」

「怖いこと言わないでください!みんな夢をもって羽ばたいて行くんですから!ねぇ宮地先輩?」

「いや誰だよ。何当然のようにオレの横にいんだよ」

「こんにちは!洛山高校のぼっちじゃないほうの1年です!」

「それは暗に僕がぼっちだと」

「嫌だな、それは被害妄想ではありませんか?赤司くんってば考えすぎですよ!」

「抜くぞ」

「何を!?」

「無関係なオレも何故かイラッとしたわ」

「パイナップルを探さないでください宮地先輩!」

「……で?洛山高校のぼっちの1年二人はオレに何の用なんだ?」

「わ〜まとめてぼっちにされた〜!恐るべし宮地先輩。緑間くんが心配になります!あの子は無事にうまくやっていけているでしょうか!」

「保護者か」

「それじゃあつまり緑間くんは秀徳のみんなとクリスマスを楽しく過ごすことができるということでしょうか」

「それはねぇ」

「一刀両断でした!」


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