「三分で支度しろ、と赤司くんに言い放たれたため若干髪型が乱れております実況は私です!こんにちは!只今秋田に来ております。この寒いのに何でまた寒い地方まで来なくちゃならないんですかねぇ紫原くん?」

「オレに聞かれても困るんだけど〜。赤ちんまで何やってんの?二人ってそんな仲良かったっけ?」

「ニコイチですよ!もう!ね、赤司くん!」

「ちょっと何を言ってるのか分からないな。寒いから耳が麻痺しているのかも。きりたんぽを食べないと治らないかもしれない」

「私を拒絶しつつきりたんぽを欲するなんて図々しいにもほどがありますねこの人!びっくりした!」

「あ〜二人とも友達いないもんね〜。納得納得」

「しないでください?そんなことを言いながら紫原くん、貴方こそ友達がいないんじゃありませんか?ん?クリスマスは寂しいんじゃないんですか?」

「あ〜、クリスマスね。何か室ちんがパーティーしようって言ってたな〜。めんどいけどケーキ食えるなら渋々って感じだよ」

「うわー!友達いるぜアピールされた!!くそっ!逃げますよぼっち隊副隊長赤司!」

「その妙な隊に巻き込むのはやめろ」


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