アンタは私を愛してると言った。こんな子供みたいな私のことを愛してるから結婚してほしいと頬を赤らめてこの手を握って、白く輝く指輪でこの指を固く繋いだのは一体どこの誰だったかもう一度思い出してみてよ。あの時、私がどれだけ泣いて喜んだかアンタは知ってるはずよ。
私はアンタの全てを受け入れるつもり。アンタの真っ白の髪の毛も、人嫌いなところも、意地悪なところも、過去に私の妹達を殺したことも、まだその罪を償いきれていないことも、私に対して罪悪感が少なからずあることも。全部、好きよ、愛してるわ。
だからアンタが今ここでノーと言うなら、もうアンタとは別れるしかないわよ。世間体とかそんな馬鹿らしい理由で出来ないなんて言うなら、私たちの関係はもう終わり。おしまい。家に帰って、こんな指輪電気で焼き焦がすわ。

本当にそれでいいの?
本当にアンタは私のことを忘れられるの?

私が好きなら、私が可愛いなら、今すぐここで抱きしめてキスしてよ、根性無し。


/To your love

わがままなみこっちゃんとへたれなあくせられーた