アニくじも再び・・・
2012/11/25 22:00

「なぁなぁなぁ、メフィスト」
「なんですか?奥村君」
「アレ、励ましてやってくれねぇ?」
「は??どれで・・・・す・・って、管理人!?」
ううう・・うう・・・うぅ・・・。
「なんなんですか、あの虚無界的な背景を背負っているゾンビ的な管理人は!!」
ご説明ありがとうございます、理事長。
「ぎゃ☆喋った。喋りましたよ、あのゾンビ」
「いやいや、アレ、管理人だから。メフィスト、そんなに怯えるなよ。可哀想だろー、管理人が」
そうですよー、理事長ぅ〜。
「そのドロドロしい雰囲気を纏ったまま近寄って来ないでください」
「だーかーらー、しがみついてくるなよ。メフィスト、苦しいって」
酷いです、理事長。
「ちょ、・・管理人、ちょっと待って。そう、そこでストップ。メフィスト、テメェもいい加減にしろ」
「痛いです、奥村君。酷い・・シクシクシク」
「反省してろ。見ろ、お前のせいで首に痣が出来てるじゃんか」
「どれどれ、よく見せてみてください。ああ、確かに。コレはひどい。ペロリ☆」
「ぎゃ。な、な、な、・・・舐めるな!!」
「ふむ、ご馳走様です☆テイクアウトしても?」
「いいわけないだろ!!」
あのー。
「良いじゃないですか。満更知らない仲でもありませんし・・・ぷくくく」
「わーわーわーわー」
おーい。おーい。
「うるさいですよ、外野」
酷いです、理事長。燐とイイコトしようとして。
「いや、そんな話、してねぇし」
燐、ちょっと黙っててください。
「お、おう」
理事長、貴方、こんな所で燐とイチャイチャしている暇があるんですか?
「は??それは・・・どういう?」
先日一番くじの話をしたじゃないですか。
「ふむ。確かに。ですが、あれは1月。まだ先のお話でしょう?」
違うんです、アニくじが12月に発売されるんです。青エクの。
「なんと!!それは本当ですか?」
こんなことで理事長に嘘を言っても仕方ないですよ。
「それは大変です」
「おい」
「こうしては居られません。奥村君、私はコレにて失礼いたします」
「ええ?!」
ボフン。
・・ああ、ピンクの煙とともに理事長か消えてしまいました・・。
燐ちゃん、どうするの?
「・・・俺が知りてぇよ。つまり、俺は振られたのか?」
あれ?燐ちゃんもニャンニャンする気満々だったの??
「//////////・・ち、ちげぇよ・・・。俺も帰る」
あ、燐ちゃん、すごいスピードで走り去っていったよ。
・・・私を慰めてくれるって・・、・・・・・・無駄か。いいや。
頑張ってコンプリしよー。

おわっとけ。




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