箱学喫茶ヴェロ
名前「ゆきちゃん先輩達もホールに出たらどうですか？」
黒田「なんだ？ 俺ら邪魔なのか？」
葦木場「えぇ〜追い出さないで名字ちゃん！」
名前「違いますよ。先輩達もカッコ良いのにホールに出ないの勿体ないじゃないですか」
黒田「 な、なんだそれ」
葦木場「俺、ホールで接客より名前ちゃんやゆきちゃんとお喋りしながら厨房にいる方が好きだなー」
名前「葦木場先輩っ……！」
葦木場「ねー？ ゆきちゃん」
黒田「まあ……な」
名前「嬉しいです、恵めてるなあ……」
葦木場「あはは、大袈裟だよ名前ちゃん」
黒田「ていうか、ホールは俺らが行かなくても十分だろ」
葦木場「東堂先輩とか新開先輩とかいるもんね」
名前「確かにそうですよね、特にぱちの人気や新開先輩の接客術……凄いです」
黒田「荒北先輩は？」
名前「……なんつーか、リーダーシップ？」
黒田「先輩もカッコいいだろ！」
名前「カッコいいですけどこの前来店したお子さん荒北先輩見た瞬間号泣したじゃないですか！」
黒田「うっ……」
名前「まあ、私もカッコいいと思いますけど……」
黒田「名字っ……よく分かってるな！(なでなで」
名前「先輩私縮む」
葦木場「結局みんなかっこ良いんだよね！」
名前「女性枠は断然新開先輩ですね、私たちと同学年くらいの子はぱち」
黒田「年下には真波がモテるよなー」
名前「新開先輩、この前一人席の子に接客してましたよ」
黒田「そういうルールなんだ、一人で座ってる子には相手をする」
葦木場「ホストみたいだね……」
黒田「さすが先輩達だな」
名前「イケメンが成せるもの！」
葦木場「ものー！」
荒北「(……給仕室に群れるOLかヨ)」料理を待つ荒北さん
黒田「よし、チーズケーキできましたー！」
荒北「はいヨ」
福富「オムライス六人前」
葦＆黒＆千「……はあああ！？」
荒北「ちょ、誰だヨそんなに頼むバカは！」
福富「総北メンバーが来ている」
黒田「お、応援呼べ！」
名前「ぱち！ 手伝いお願い！」
東堂「む、了解だ！ 登れるうえにトークもきれr」
名前「早く」
東堂「はい」
田所「あー、腹減った！」
巻島「オシャレっショ……」
名前「ひいいい……今までにない事態だよ……！」
黒田「とにかく作業に取り掛かるぞ！」
葦木場「あれ、東堂先輩は？」
東堂「巻ちゃん巻ちゃん巻ちゃん巻ちゃん！」
巻島「お前、手伝わなくて良いのか……？」
葦木場「……あそこに」
黒田「……名字、いけ」
名前「御意」
ホールへ向かう。
東堂「巻ちゃ、え、ちょ、名前怖い、なn」
ドガッバキッゴンッ(痛そうな音
巻島「……ショォ……」
名前「うちのスタッフが失礼しました！(東堂を引きずって厨房へ」
新開「ひゅう！ やるな名字！」
真波「さすがは幼馴染ですねー」
名前「連れて来ましたよ」
黒田「おし、六人前オム作るぞ！」
葦木場「おー！」
名前「おー！」
東堂「巻ちゃぁ……がくっ」