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誰にも内緒二人の秘密(あやこ)


「あやこくんおはよう」
「名字さん……。おはようございます」
「洗濯物? 相変わらずあいつ等たくさん持たせて……半分持たせて?」
「これくらい、大丈夫です……」
「駄目だよ、転んだら危ないでしょ」
「ですが……」
「……ね? あやこ」
「っ!?」
「おい名字! いきなり呼び捨てで呼ぶんじゃねえよ!」
「こういう関係でもあるから良いだろ? ほら、あやこくん」
「……おねがい、します」
「うん」
「ですけど……私達の関係は言ってないので、気をつけてくださいね……」
「いきなり呼ばれると照れちゃうもんね、あやこくんは」
「……」
「ふふ、大丈夫。ちゃんと気をつけるよ」
「……きょ、今日は、良いお天気ですから早く乾きそうです」
「うん、快晴だよね〜。任務も無いし洗濯手伝うよ」
「実験は……良いのですか?」
「せっかくあやこくんとこうして過ごせるんだから今日は止めとく」
「……では、名字さん、お洗濯が終わったら時間ありますか?」
「うん、なあに?」
「……貴方とお出掛け、したいです」
「……良いよ、どうせなら食事もしていこうか」
「はい……」
「ふふ、あやこくん可愛い」
「そんなことないです……」

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