憎き亡者
「あっ、ははははははははは！ ゾクゾクする……！ ねえねえねえねえ殺すなら簡単に殺すのじゃなくてじわじわと痛めつけて殺した方が良いよね！？ 愛用している鉈でお前の皮膚を斬り裂いてその皮を剥ぐのそしてむき出しにされた皮膚にじっくりとこの刃で肉を裂いていくんだああ溜まらない、憎き亡者が痛みと苦しみと恐怖で顔を歪ませて断末魔を上げるなんて本当にもう最高っ……！ 大丈夫だよ、絶対に痛いから自分は痛くないようにするなんて出来ないから安心してっ、この世に生き残っていたほうが絶対良かったって思えるくらい激しくしてあげるからっ、後悔すれば良い泣いて生きてた方がマシと請えば良いこの苦しみから解放されたいと足掻けば良い結局そんなのは後の祭りなんだから今更どうこうしたって意味がないんだよ？ 分かる？ その小さなおつむで考えれば分かる事だよね自分はそんなお前等をこうして甚振るのが凄く好きなんだよ！ っはあああ……さいっこう」
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「名字テンション上げ上げだったな！ 良いと思うぜ！」
「忘れて下さい……今凄く恥ずかしいんです」
「……さいっこう(ボソリ」
「ふぉ？ 田噛なにか言ったか？」
「アアアアアアアアア！(恥ずかしさで発狂」
「！？ 名字が壊れたー！」