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▼愛あるダイエット2〜木舌決意する〜 2015/04/18 14:11


「本格的にダイエットをしようと思うんだ、それで、」
「で、僕のところに来たわけ?」
「うん。世靄なんやかんやこういったの厳しいから、おれの覚悟も相当だよ」
「……んー、別に良いけど、なんで急に〜?」
「……新胴にさ、寝惚けてた時に「木舌さんのお腹胸みたい」ってむにむにされてた」
「あ〜、男としてのプライドずたずただね」
「あれはさすがにショック受けたからさ、本気で痩せようと思いまして」
「愛だね〜、良いよ僕に任せて。とりあえず今木舌くんに必要なのは……」
「運動?」
「禁酒」
「え」
「禁酒」
「……え、」
「なに痩せる気ないの?」
「あります。喜んで禁酒します」
「それくらいの心意気じゃないとねー、言っておくけど僕に隠れて酒飲んだら目玉くり抜いて中にお手製の薬品投入して虫突っ込むから」
「(あれ、頼る人間違えたかも)」
「さすがの新胴くんでも抱かれる相手がこんな脂肪蓄えた男じゃ嫌だと思うしね」
「実は、この前に別のダイエット法やってたんだけど……あからさまに新胴だけ痩せてく一方だったんだよね」
「確かに新胴くん最近細くなったよね、あれ以上細くなったらいつか胸も無くなるんじゃない?」
「え!?」
「だって胸も脂肪じゃん。なんとなくそのダイエット方法想像つくけどいつか新胴くんぶっ倒れるよ〜」
「ちゃんとケアはしてるんだけどな〜」
「あはは、他人巻き込むなビール腹が」
「世靄なんかおれに対するあたり強くない!?」
「さ、今から酒押収しに行くよ〜」
「ああああ世靄の鬼!」
「うん。僕鬼だから」
「」

可愛い妹みたいな新胴取られて密かに怒ってる世靄みたいな。世靄は覚悟を決めたことなら喜んで手伝うけど途中弱音を吐いたら容赦ないです。達成したら喜んでくれる。飴と鞭じゃなくて、鞭タイプ。
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