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▼今日の夜 2015/04/08 22:24


「……(眠れない)」
「……ん? 眠れないのか」
「あ、ごめん起こしちゃった?」
「いや、新胴が寝るまで起きてるつもりだった」
「……寝てないの、気付いてた?」
「新胴は眠りに落ちる前、無意識に俺に擦り寄るからな」
「……恥ずかしい……」
「悪いことをしてわけじゃないだろう。……もしかして、寝るのが怖いのか?」
「そういうわけじゃ……、」
「無理もない、さすがにアレは堪えただろう」
「……きりしまくんにはお見通しか」
「人の心は読めない。なんとなく新胴が思いそうなことを言っただけだ」
「そっか、そーだよね」
「だがきちんと寝ないと明日に響くぞ」
「うん……だけど、なんか凄く怖い」
「……」
「もう一回目瞑ってるね、暖まれば寝れると思うし」
「新胴、腕枕するから、もう少し近くに来い」
「え、いや大丈夫だよ! きりしまくん腕疲れちゃうよ」
「大丈夫だ。寧ろ俺がしたい、ダメか?」
「……わ、分かった。ごめん」
「ずっと抱きしめてるから、怖くなったら話し掛けろ」
「(体温無いはずなのに暖かい……)」
「ずっと、傍にいるから」
「……ありがと……」
「……」
「……」
「おやすみ、新胴」

こういう穏やかなのあっても良いと思いましたまる
きりしま?は、してやるから、じゃなくて、するからって言いそう。斬島と同じく。
何時から二人は一緒に寝始めたのだろうか。
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