◆ YGOSS





「好きです」

よろしければお付き合いお願いします。
今までどれ程言われたのだろう。
ありきたりで、ありふれて、典型的なこの場面を僕は何度も繰り返し体験している。
寧ろこれはループなのだろうか、いつも相手は同じパターンで似た表情で僕に伝える。
何度目の答えなのかもうわからない、恐らく全員そっくりそのままのアンサーを僕は彼女に引っ繰り返した。
敢えて申し訳なさそうな顔で、でも心はどこか冷えきったままで。

「僕もトモダチとしてすきだよ」

何の意味もない、亡骸の言葉を突き付けてやった。





　心の飾りなんていらない





すきっていう気持ちが僕にはわからない。
今まで告白してきた彼女達は僕に好きだと言うけど、それはどんな気持ち？
心が踊るのだろうか、震えるのだろうか、止まってしまう、心臓発作？
残念ながら僕のこころにはそんなカテゴリーは存在していない。
すきという感情に支配された事は一度だけ、もう支配されないのだけれど。
嗚呼、でもあの子に手紙を書くときはドキドキしているのかもね。
一緒にいて安心して、心がほかほかして傍に居て膨らむような思いだった。
天音だけ、届かない場所へ逝ってしまった妹だけ僕にこの感情を与えて、そして奪って逝った。

「ねぇ、ぼくのすきはどんな」

味がするのだろうね。
香りがするのだろうか、触り心地や音はどうかな。
きっと天音だけ知っている、僕には言えない無意識の心の窓にあるスキ。
妹宛に書きながら、意味もなく問い続ける僕はなんて可笑しいのだろう。
あまね、アマネ、天音？
ねぇすきは何処にあるのだろうね。
兄さんもいつか、また出会えるのかな。ねぇ？


胸元に妖しく光る千年輪がまるで笑っているかのように、音を立てて揺れた。






＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
宿主は結構自分自身に対して鈍そうな気がする、そんな話
バクラとか盗賊王はファラオに大して恨みや憎しみを完全に出しているから、結構感情に正直ででもどこか冷静で……
宿主は何か心で感じても「？」とするだけなパターンが多そう
千年リングで色々と大変な思いをしたから自然に閉ざしちゃったような、ちょっと不信で
でもきっと一番心を開くのは、本田とか遊戯とか……ドミノメンバーにこれから信頼していくのかなと思ってたり








まぁ結局言いたいのは
私も好きという感情が全然わかりません
特に恋愛感情が……orz
凄く私事ですが、後輩と色々あってずっと不安定でした
好きっていう感情はこんなに重かったのかと実感……
ずっと考えて来ましたが、お付き合いはしないことに決めました
やっぱり好きという気持ちがわかりません
きっと私はそういう感情が全然湧かなくて、みんなに大してずっとフラットで恋愛まで達しない程度なんですね
それ以上メーターがあがってしまったら自分自身が壊れそうで怖い
恋愛をしたとしても、私は片思いだけでいいかなと
伝わってしまうのが怖いから、関係が歪むのがとても恐ろしい
今回の事でどこか壊れてしまったような感覚があって、怖くなってしまって
ただ傍に居て話をするだけで安心できる、それで十分なのです
私には恋愛は似合わないよ、相思相愛とか両思いとか恋人とか不格好
自分自身が変わってしまうことが、今一番の恐怖です

話が変わりますが、某所でのお知らせ全然していなくてすみません……
ここで先に言っておこうかなと思います（知らない人が殆どですが）
少し余裕が出来たら退会しようと思います
理由は、多忙と居辛さ、ですかね……
好きな場所ですが、息苦しくなって何故か苦痛で
そんな自分が腹立たしくて、自分に合わない場所となってしまったのかなとちょっとショックな気持ちもあって
本当にここにいてもいいのか、その疑問が尽きません
また復活しても再び不安定になって繰り返し、ずっとリピートしていたら邪魔で目障りですよね
迷惑をかけてしまうのも嫌で、未だにコメントレター返信出来ない奴は不要な訳で……
こんな人ですみません、ちょっと限界になってしまいました
こんなやつで申し訳ございません
退会前に生存確認としてツイッターアカを載せとこうと思います（現在鍵つきです）

もう一つお知らせを
これからはたまーにぴくしぶに小説UPしようかなと検討中です
人に見られているという意味でのリハビリ的な何かで……
あと小説の執筆力を上げたい、これが本命です
ついったーも出来るだけ余裕ある時に浮上しようかなと考えて居ります
あ、まだなんとかAPH熱はあります。冷め始めててちょっと怖いですが……