名前
本文
<font color="#e6b422">名前と顔ぐれーは知ってる。ゲーム云々は噂話とかで適当に聞いたダケだからよ、合ってるかどーかは分かんねーぞ(1つ上の学年は自分たちの学年に劣らない程の個性豊かなメンバー、平和に過ごしていた一学期の間にも様々な噂話が耳に入って来ていて、首を傾げる相手に直接会って話とかはしていない事を告げれば、続く質問には少し悩む素振りを見せて)あー…そうだな。これと言って拘りは無ェけどよ…やっぱ、甘いモンが良い……ま、兄弟が作った物なら何だってオレは食うけどな!!(男の癖に甘い物が好みだと言うのは少々気恥しいので、ゴニョゴニョと酷く言い難そうに答えるが、相手が次々とクラスメイトの、しかも女子生徒の名前をあげ連ねていくのを聞けば少しイラッとしてしまい、それ以上の名前が出る前にと遮るように何でも良いと告げ)警察官…マジか。確かに兄弟にはピッタリな衣装だな…オプション?(警察官と言えば暴走族の己には天敵と言っても良い存在で。風紀委員である相手が着れば似合い過ぎる程に似合うだろう事は想像出来るし、兄弟相手なら敵意だとかも湧かないかもしれないが、実際に目の前で見た時にどうなるかは分からない。予め聞いておいて良かったと内心で冷や汗流しつつ、うっかり殴らないように気をつけようと決意を固めていれば、耳に入ってくる「オプション」との言葉。なにやら誤魔化したい様子なのを見てとれば、ここは追求しない方が良いのだろうかと、ポーズをとったまま相手を見詰めながら考えていたが、不意に伸びてきた相手の手が自身の口元を掠めていったかと思えば、食べカスがついていたと指摘されて)うおっ、ヤベ―ヤベ―!食べカスついたままの写真なんざ送ったら、セレスに一生からかいの種にされる所だったぜ、あんがとよ兄弟!(危ない所だったと安堵した様子で相手に御礼を言えば、向けられた指の先に着いているのを反射的に舐め取ってしまい。次の瞬間にハッ!と自分の行動を自覚すれば、ゆっくりと顔を赤くしながらも、相手にとってみれば先程と同じく大した事では無いのだろうと予想つけながら相手の表情を伺い見て)</font>
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