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<font color="#e6b422">(怒鳴りつけてしまうのは自身の悪癖だと分かっていながらも、ついつい声を荒げてしまい、小さくあげられた悲鳴が聞こえて来れば、兄弟と呼び慕う相手を怯えさせてしまったかと内心もの凄く焦ったが、頭を撫でている内に此方を見上げながら顔色を伺ってきたかと思えば、肩を組んだ途端に笑みを浮かべる様子に、どうやら嫌われずに済んだようだとホッと安堵の息を吐いて)七海センパイ、っつーと…ゲームが得意な女だったか?兄弟の仮装がどんなのかもスゲー気になるけどよ、やっぱ菓子の方が楽しみだな!これも美味ェし、期待してるぜ!(肩を組んだまま器用に南瓜マフィンのラッピングを解いて、大口を開けて噛みつきモグモグと咀嚼すれば、口の中に広がる南瓜の甘みとマフィンの生地に練り込まれたバターの香りに舌鼓を打ち。そんな中、写真を撮ろうと言われれば、床に置きっぱなしだった小包みの中から最後の装飾品:狼尻尾を取り出し、ズボンのベルト通しに括りつけるようにして尻の上に装着し)あの女の事だから、全部着けた状態じゃねーと絶対ェに文句言いそうだしな…よしっ!これで良いぜ、撮ってくれ兄弟!(促されるままに両握り拳を固めたボクサーのようなファイティングポーズをとってみせたならば、口の端にマフィンの食べカスがついたままなのにも気付かずにキリィ!とキメ顔を作ってみせて)</font>
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