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<font color="#e6b422">…お、おう。サンキュー…!(いきなり立ち上がった相手の剣幕に最初こそ驚いていたものの、次々と言われる此方を褒める言葉、「そういうところも好き」との好意を真っ直ぐにぶつけられれば、もうどうしようも無いぐらいの歓喜とトキメキが胸を締め付けてきて、両手で顔を覆いブルブルと震えながら、何とか礼の言葉を告げて)…あー、その…そうやってオレの事を好きって思ってくれてんのは、兄弟だけで良いっつーか…オレだって大切にしてぇって思うのは、兄弟だからであって…だから、つまりだなぁ!オレにはもうオメーが居んだから、モテてぇなんて微塵も思ってねーんだよッ!!(相手が座ってから暫くして、ようやく落ち着きを取り戻したならば、少ない語弊でどうやって相手に気持ちを伝えようか悩み、漸く口を開いたものの、段々と何が言いたいのか分からなくなって、ガシガシと頭を掻き毟り)兄弟が何でも出来る奴だなんて、思っちゃいねーよ!確かにオメーは、すっげぇ努力してるし、何でも完璧にしようとしてる凄い奴だが、人付き合いだとか、遊びだとか、そーゆーのには疎いのは分かってっし、他にも……まぁ、オレとしちゃ、オメーがモテないのは都合が良いから、誰にも教えてやるつもりは無ぇけど</font>
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